最後の平和な日常
私は目を覚ました。目覚めの良い朝だったが気味の悪い夢を見たせいか少し気分が悪かった。私はベットから立ち上がり、高校の制服に着替えて二階から一階のリビングに移動した。キッチンを見ると母がいつものように朝食を作り、リビングでは父が席に着きコーヒーを飲みながらテレビニュースを見ていた。いつもと変わらない平和な朝だった。
「お父さん、お母さん、おはよ~」
「あぁ、おはよう」
「あら、ミキ、おはよう。朝食できてるわよ。早く食べて学校に行きなさい」
父と母はいつもと変わらない明るい挨拶をかいしてきた。
「は~い、いっただっきまーす」
私はすぐに朝食を食べ終え学校に向かった。学校に着くと私はすぐに教室に向かいバッグを机の横に掛け席に着いた。だが、学校に着いたのはいいが話す人がいなくて暇すぎる。何故、話す人がいないかというと実は1週間前にここに父の転勤があって引っ越して来たばかりだからである。他にも理由があって、まだ友達は出来ていない。すると、クラス担任が教室に入って来てホームルームが始まった。それから授業などが終わり今日の学校は終了した。放課後、私はすぐに家に帰ることにした。
この時の彼女は考えても、いなかっただろう
その時間、自宅で何が起きていたか…
現在出ている登場人物
香島 ミキ (主人公)