衰微後輩結婚
apprio名義でカクヨム様にも掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882702776
メインストーリーは同じ物になります。
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ある日、大学時代の後輩久しぶりに再会した。懐かしい話でもしようかと思っていた時、突然後輩からプロポーズされて、結婚することに。今はまだお互い愛し合っていない二人だが、本物の夫婦になれるように日々奮闘します。
―――――――――――――――――――――――――――――
「あ、先輩だ、お久しぶりです」
凍えながらごみ捨てをする俺に、声をかけてきたのは大学時代の後輩だった。同じサークルに所属し、付き合いがあったが卒業してから特に会ったり連絡をとったりはしていなかった。でもこうやって再会するとしばらく会っていないあいつらどうしているかな、と懐かしい話にも浸りたくなってくる。
「おぉ、久しぶり。今から仕事か?」
パジャマ姿でだらしない俺と比べ、朝からスーツを着込みどこかに向かう三奈を見て、何気なく口にした。いや、俺も着るときは着るからね? 今日は土曜日だから休みというだけだ。
「……」
顔が曇り、目線をそらす。返事はなかなか返ってこない。何かまずいことを聞いてしまったのかもしれないと色々考えてみるが、自分の中ではまったく答えが出ない。
「先輩……私と結婚してくれませんか!」
そっかー、仕事か。頑張ってるな~……? え?
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https://kakuyomu.jp/works/1177354054882702776
メインストーリーは同じ物になります。
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ある日、大学時代の後輩久しぶりに再会した。懐かしい話でもしようかと思っていた時、突然後輩からプロポーズされて、結婚することに。今はまだお互い愛し合っていない二人だが、本物の夫婦になれるように日々奮闘します。
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「あ、先輩だ、お久しぶりです」
凍えながらごみ捨てをする俺に、声をかけてきたのは大学時代の後輩だった。同じサークルに所属し、付き合いがあったが卒業してから特に会ったり連絡をとったりはしていなかった。でもこうやって再会するとしばらく会っていないあいつらどうしているかな、と懐かしい話にも浸りたくなってくる。
「おぉ、久しぶり。今から仕事か?」
パジャマ姿でだらしない俺と比べ、朝からスーツを着込みどこかに向かう三奈を見て、何気なく口にした。いや、俺も着るときは着るからね? 今日は土曜日だから休みというだけだ。
「……」
顔が曇り、目線をそらす。返事はなかなか返ってこない。何かまずいことを聞いてしまったのかもしれないと色々考えてみるが、自分の中ではまったく答えが出ない。
「先輩……私と結婚してくれませんか!」
そっかー、仕事か。頑張ってるな~……? え?
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