〜 召喚 〜
会談後…すぐに志願者を各地で集め、登録を行なっていた。(登録と言っても、ステータスを見る為の書類でLV60以下足手纏いになるので、切る為もかねてある。)
その頃…
4つの小さな島が集まるアラーモ諸島、代表ローガン族長は、イースト族を神殿に呼び、儀式召喚する為のイースト族に伝わる魔方陣を神殿に彫み、魔方陣を囲み詠唱を始めていた。
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<主人公>ヨースケはある事件を起こすまで普通の生活をしていた…
その当時、ヨースケは、立って歩ける様になって間もない頃、家からヨースケが突然姿を消した。
親は、誘拐事件として騒がれた。
しかし、その事件が始まりだった…ヨースケが周りの人達から<悪魔>と呼ばれ始めたのは…
誘拐事件が起きて2日たった頃、ヨースケは家に自力で帰って来たのだ…全身…血まみれの状況で…
「母さん…ただいま」ヨースケはニッコリする。
家に居た、警察や親は顔青ざめながらヨースケを見た…
それから、何年も経つが周囲からは忌み嫌われ<悪魔の子>と言われ続ける中、学校も友達も出来ず、部屋に引きこもりネトゲーする毎日だった…
いつも通り学校へ行き、家に戻りパソコンに電源を入れた。
「ヨースケ帰って来たの?」
「ただいま、母さん」
そう言うと母さんは、階段を上がって来てトビラをノックした。
<コン、コン、>「ヨースケ?今日は、何の日かわかる?」
母さんは、ニッコリしながら手には、ケーキと飲み物を持っていた。
「母さん今日は誰の誕生日でもないよ?何かあったの?」
「分からないわよね〜ならいいの。コレ食べね」
そう言うとケーキと飲み物を置いて部屋から出て行った。
「何だったんだろう?まぁいいや。これを夜食に今日もやるぞ〜」 と…そこまでは、覚えているのだが…それ以降が思い出せない…
少なくともケーキ毒が盛られてたのは、薄覚えだが覚えている。それから意識を失って…
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そこは、大理石であろう床がぎっしり式積まれた大広間に魔方陣であろう中心に俺は、うつ伏せで倒れていた。
「ん?」「何処だココ⁉︎」と飛び起きる。
「おぉ…やった!」
「成功した…」「これで世界は…」
イースト族は、倒れ込む。
俺と別に4人の男女が倒れていたが、俺が起きたのと同じくらいに皆起きて立ち上がった。
目の前には、白髪だらけの痩せ細った老人がいた。その老人から目を疑う話しを聞く。