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ふにゅっぴ「情動ゆえ」  作者: ふにゅっぴを包む天恵
ふにゅっぴって誰だっけ
2/4

静寂

「ふにゅにゅ・・・」


ここは地獄か、それとも、


ふにゅっぴはちがうどこかでおきあがったよ。

よかった、あの世があったんだね!


真っ白でなにもない、白いすなが液体みたいに流れ落ちて、肩を伝い消えてゆく。


「ここは地獄、砂の地獄。砂を見ていることを忘れると、自分も砂になってしまうんだ」


からだをはい回る砂がおしえてくれました。


「ふにゅっ?」


ふにゅっぴはなぜ自分が地獄に落ちたのかわからないみたい。


ただしあわせになりたかっただけなのに・・・


おいしゃさんはみんなしあわせにできるし、みんながしあわせになればふにゅっぴもしあわせ。

だから地獄に落ちたんだよ。

幸福至上主義の末路としてはふさわしい

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