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9.秘技! 「デエタ分析拳!」

 この小説家になろうでは、四つの壁があります。

 それらの壁を越えて、高みを目指していきましょう。


 そういうのはとっても簡単です!


 はい、九回目!

 こんばんは、そしておはようございます。でも昼更新が多いからこんにちは!

 毎日毎日エッセイを更新しております、雨有 数です。


 さて、今回のテーマは小説を投稿する際に現れる四つの壁です。この四つの壁について、私が語っていきましょう。

 皆さんはアクセス解析を利用していますか? 作者の皆さんは利用していないわけがないと思っております。


 これ、本当に便利ですよね。非常に心強い仲間です。

 ただ、私はなんちゃって文系なので数字を扱うのは凄く、すごーく! 苦手なんですよね。モッタイナイ。

 ただ、そんな私も毎日のPV数、ブクマ、感想などを記録してデータに残しております。これがいつか役に立つかもしれませんから!


 私たちのモチベーションを左右するアクセス解析君。彼のことを眺めていると様々なことに気がつけるでしょう。単純な時間別アクセスもどの時間に投稿すればどれくらい見られるかの指標になりますし、ユニークアクセスは一日に大体どれくらいの読者がいるのかを知れます。また、部分別ではどの話をどれだけの人が見たか、そこからどの話から人が離れていたのかさえも見ることができるでしょう。


 きっちりと数字や分析ができる人が扱えばこれほど強い味方はいません。

 では数字が扱えない私のような人間は、指をくわえてただ数字を眺めるだけなのでしょうか?


 もちろんそういうわけじゃないです。

 細かいことが分からなくても、大雑把な運用でも、ここを気にしないのと気にするのでは大きな差が生まれる! ……そう思って毎日を生きております!


 というところでですね、四つの壁の登場です。

 この戦場において、上を目指していくには具体的に言うと読者の皆々様に四つの壁を越えて貰わなければならないんですよ。

 では、四つの壁の紹介です。


 まず一つ目の壁。第一の壁とでも呼んでおきましょう。

 コイツは人々の目に自分の作品が入るかどうかの壁です。そもそも、見られたか? という問いかけですね。

 この壁を越えられないとどうなるかというと、そもそも人に見られていない状態というわけです。


 次に二つ目、第二の壁です。

 タイトルをクリックされたか? つまり自分のページに来て貰えたか? という壁です。この壁を越えられないとタイトルを目にしたけど、そもそも読まれない状態になってしまいます。


 そして第三の壁。

 一話を見て、帰ったか? それとも二話に進んだのか? という壁です。

 これを越えられないとせっかく来てくれた読者さんが帰って行っちゃいます。面白くなかったから、好みに合わなかった様々な原因が考えられます。


 最後に第四の壁。

 最後まで見て貰えたか? 継続的に見てくれる読者になって貰えたか? ブックマークをつけてくれたか? 読み続けられているか? というような壁です。

 ここを越えられないと、結局ポイントには結びつきませんし将来的なポイントもふえません。そのうえ、読者さんもふえず先細りとなってしまうことでしょう。


 以上が私が提唱する四つの壁です。

 些細な違いはあれ、まぁ大まかな枠組として的外れだとは思いません。

 まずは、この四つの壁を軸にして自分の作品を分析してみませんか?


 もちろん、ご自身で分析方法を考えられる方はごまんといるでしょうし、これよりももっとスムーズで素晴らしい分析方法を持っている方もいます。そういうノウハウを公開している方もいらっしゃるでしょう。


 なので、この方法に凄く価値があると断言はできませんが……これは割と手軽かつ問題点の洗い出しには使えると思っているので特に今までそういう分析をしたことがなかったという方は一緒にやってみましょう!


 この壁の内、数字として表れるのは第二、第三、第四です。第一は人の目につくかどうかという壁なので、これを実数値として観測することは難しいでしょう。ただし、これも予想値として数値をはじき出すことは可能です。(なんかかっこつけて数値とか言ってるけど、実際に数学的専門知識が皆無なので、にわか晒してたら優しい目で眺めていてください)


 第一の壁、それらの予想値については後述します。


 まずは、それぞれの壁がどの数字に表れるかの話をしていきましょうか!


 第二の壁はこの作品に人がやってきた回数とも言えます。つまり、ユニークアクセスor一日辺りのPV数でなんとなく体感できるでしょう。


 第三の壁はユニークアクセスの部分別。その一話目から二話目などにかけての数値の変動を参考にしてください。


 第四の壁は部分別最終話の人数です。


 これらの数字は単独では意味を持ちません。しっかりと記録して昨日、明日の数値と比較できるようにしましょう。

 なんとなくで大丈夫。

 数字があがったから人ふえてるんだなぁ、で全然OK!


 正直、それくらいしか私にも分かりません。

 でも取り敢えずデータだけは抑えておきましょう。あれば、何かできるかもしれませんから。面倒臭くなければ、時間別のPVも明記しておいてください。


 では、次のステップです。

 一週間ほどそれを続けましょう。

 今すぐにでも動き始めることはできますが、まずはデータをある程度蓄積させます。数字は孤独だと本領を発揮出来ません。

 必ず、お友達となる数字を用意してあげてください。(数字につおい人なら単独でも調べることができるのかもしれませんが……!)


 一週間後の貴方の手元には、それぞれの数値が一週間分溜まっているはずです!

 では、それを眺めてください。

 正直、よく分かりませんよね。

 合計でも使ったり、平均値を出したりは後回し。(ブクマ率、UUブクマ率、ポイントの上がり幅、ブクマの動きなども記録にしていると各種分析に役立ちます)


 はい!

 どうでしょうか?

 数字を眺めてみました。じっくりとゆっくりと眺めてください。とはいえ、よく分からん! そうなりますよね。

 なので、数字を弄ってみましょう。

 まずは総PVからブクマ数を割って、どれくらいのPVにつきブクマが一回なされているかを見ましょう。次は、UUユニークアクセスからブクマ数を割ります。これでUUがどれくらいにつきブクマ率があるのかを産出します。


 ブクマ率は500を切れば優秀という話もあるそうですので参考程度に。

 UUブクマ率は150前後を下回れば優秀という話もあります。


 これで、仮説を立てることができますね!

 自分の作品はこれくらいアクセスされるとブクマがふえるだろう……そんな仮説が!


 はい。

 もしここのブックマーク率が納得できない数字の場合は第三、第四の壁で問題が発生している可能性が高いです。たとえば、いっぱいアクセスされているのにブクマ数が少なかったりする場合ですね。


 ここでブクマ率は自分的に問題がないと感じた場合は、第一、第二の壁で問題が生じております。つまり、総数を増やせばブクマ数もあがるだろうという状態ですね。


 もちろん、どのような場合においても総数が増えればブクマ数が増えるので第一、第二の壁をどうこうするのは非常に重要なことなのですが……。

 せっかく来てくれた人たちを捕まえられない状態で放置しておくのも、もったいなくないですか?


 というわけで、まず自分の作品の弱味を知りましょう。

 第一、第二は作品の外面。

 第三、第四は作品の内面とも言えます。


 外面、内面どちらがより重大な課題を抱えているのか、見極めましょう! そして、数字はその一助になりますよ!


 では、内面に問題を抱えている場合どの壁に躓いているのかも見て見ましょうか!


 ユニークアクセスの部分別を見て、一話目から二話目に移動する人数が極端に剥がれている場合は、一話目で切られています。興味を持ってみて読んでみたけど、一話目でやめた。そんな人が多いというわけですね。


 逆に一話目から二話目の移動は良好なのに、どこかで剥がれているならその場所が問題でしょう。

 当たり前ですが、ここの見極めは大切ですよ!


 しっかりと一話目を読んでくれた読者さんを最新話まで導いてあげましょう!



 もし外面に問題がある場合は、まずは第二の壁を見直してみましょう。

 タイトル、あらすじが最重要項目です。ここを整えればクリックに導けるかもしれません。


 では第一の壁は?

 こちらは露出度の問題ですのでより露出、人の目につけるように工夫してみましょう。たとえば、他の作品を書いてみたり。投稿速度を引き上げたり。更新時間に気を遣ったり、Twitterで宣伝するなどです。


 第一の壁を数字にするのは難しいですが、総PV数の増減によってある程度予想することはできます。この際、他の条件を同じにすればより予測値の信頼性が上昇することでしょう。

 なので、もし第一の壁に工夫を凝らしその結果を見たいのであれば他の要因――たとえばタイトルの変更やあらすじに手を加えたりせず、ほとんど条件を統一した状態でやってみましょう。

 もしそれでPV数が増加したなら、多分その工夫のお陰である確率がグッと上昇します。やったネ!


 というわけです。

 どうでしょうか? 役に立ちますかね、これ。

 ちょっとわかりにくかったりするかもしれませんが、質問など書いてくださればめっちゃ答えますよ!!!!


 ただ、作者はマジで数学とかデータ分析苦手だから鵜呑みにはしないでね!!!!!

 じゃあ明日もまたお楽しみに!

 お疲れ様でした!

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