8.最後まで戦いぬいてみようぜ!!!!!
スタートダッシュは大切です。もし、バトンの受け渡しに失敗したらそこで走るのを諦めますか?
多分、もう一位にはなれないかもしれないけれど出来る限り頑張って走り抜ける。そうすれば、少しでもマシな結果になれるかもしれないから。
なんていうのは綺麗事です。
さて、今日も飽きずにエッセイを投稿している雨有 数です。
このエッセイもついに八回目ということで、基本的に毎日投稿なのですが一日だけ二度更新したことがあって、今日で丁度一週間ですかね?
どうですか? 一週間、疾風怒濤のように過ぎ去っていった気がしますよ。
皆さんは何か新しい物語など、執筆できましたでしょうか? 出来ていれば良いなと思いつつ、今回もエッセイを書き連ねて行きます!
今回は一話ガチャについて語ったり、語らなかったりします。
皆さん、一話ガチャって知っていますか? 作者さんは知ってるかな? 読み専の人もエッセイをよく見ている人なら知っていて当然なのかもしれません。
一話ガチャとは、連載小説を一話投稿して読者さんの反応の良し悪しを確認し、続きを書くか考える行為……でしたよね?(間違っていたらごめんなさい。すべてはにわかの私が悪いんです)
もう一話ガチャの問題提起なんかはホットな話題じゃなくなったのかもしれませんが、敢えて私は今回それについて語ります。
なせか?
それは、私が今回「なろう」という戦場で戦うにおいて「やった工夫」ではなく「やらなかった工夫」の一つだからです。
ただ、それは私の価値観によって取捨選択されたものであって本エッセイでは一話ガチャの善悪など、どうでもいいことなのです。(読者の皆さんが各自判断していただくということで……)
それだけじゃなくて「なろう」には他にも色々なグレーなテクニックというのも存在します。いつだかは忘れましたけれど、相互評価なんて問題もありましたね。(今もずっと問題視されているのかな? これはほとんどブラックかもしれませんがね。)
その中には、限りなく黒に近いグレー……まぁ、普通に考えてしないよねっていう奴から、モラル的にどうなんだ? っていうホワイトに近いグレーも存在します。
短編詐欺や一話ガチャもそこに含まれるものでしょう。
これもある種合理的な戦術ではあります。
本当にストイックに人気を追い求めるなら、それくらいの手段だって取るべきかもしれません。まして、作品を書く作者である私はそうしたいという気持ちをよく理解することができます。
でも、それはしませんでした。
何故かというと、作品の良さというものは一話だけに現れるものではないからです。
確かに一話はとても大切です。ともすれば、一話の出来不出来によって作品の命運が左右されるくらいには。
ですが、一話と同じくらい大切な話があります。それは、一話以外の全てです。というのは、綺麗事。
書く側としてはどの話も一話と同じくらい力を入れているものですが、本質的に同等とするなら、それは最終話でしょう。
始まりと終わり、というわけです。
作品の良さは締めくくりにも現れます。それだけじゃありません話の流れ、キャラクター、あらゆる部分で作品の良さが滲み出るわけですよ。
それはまさに話数が追加される度に味が染み込むおでんのようなものなんです!(何いってるんですかね、コイツは)
ですから最初にスッ転んでもいいじゃないですか。
そこから挽回だっていくらでも出来るんです。そりゃあ、一番注目されたりするのは最初なのかもしれませんがね。
一度ランキングに行って、特に爪痕を残せず落ちてきた作品には未来がないと思いますか?
まさか!
未来なんてあるに決まってます。
じゃあ、もう一度ランキングにあがればいいじゃないですか。書き溜めしたストックを一気に開放して露出を大きくしてもいいでしょうし、逆にストックを調節して長期戦にだって持ち込んでも良い。
あらすじがダメだと思ったら弄くり回しましょう。
タグだってもっと悩んでみましょう。
あと、これ本当になんの根拠もない話なんですけれど終わりがめっちゃ良いなら十分挽回できると思うんですよね。
ここでの終わりは、完結っていうことではなくて一章なら一章の区切りまでという話なんですが!
皆さんは自分が追ってきた話が、めっちゃいい区切りを迎えたらどう思います? よかった! 良い話だった! そう思いますよね。
で、その話に★を送ってなかったら★を送りたくなるかもしれない!
今までブックマークしていなかったら、ブックマークをしてみたくなるかもしれない!
そんな人がいっぱい居たら、幸せでしょう?
何よりも、自分の物語に感銘を受けてくれるかも知れません。ポイントやら人気やらもとっても大切ですが、まずは自分の作品にブックマークだったり感想を入れてくれた人、いれてくれなくても読んでくれる人たちを大切にしましょう。
今はまだ何もかも数えられるくらいしかないかもしれません。
ただ、そんな今だからこそ自分の物を見てくれる人にとびきりの感謝をしましょう。
そして大切に、大切にしてください。
良き作品は良き作者から生まれるものと信じています。(信じるだけなら無料だよ!)
ですから、最高の作品を目指すなら最高の作者だって目指したっていいでしょう?
なんてね!
またくっさい台詞吐いてるわ!
くらいに聞き流しておいてください。
私が一話ガチャをやらなかったのは、物語にもそれを読んでくれる読者さんにも不誠実だと思った、そんな月並みな理由からです。
ですが。
これは本当に、小声で言うんですけれど……。
一話ガチャをしている人が、悩みに悩んで、上を目指すためにその手法を選んだんだとしたら、ちょっと私には否定できませんよねぇ?
私だってどんな工夫でもするべきスタンスなんですし……だから、そこは作者さんの自由でもあると思うんです。(それが原因で自分の首を絞めても、作者さんの自由!)
あ、私は中立主義なのであしからず!
というところで、今回は最初にすってんころりんしても諦めずに走ろうぜって話です!
それはそれとして諦めて別の勝負に切り替えるのも自由だぜって話でもありました!
明日は目玉回!(目玉焼きの焼き方をレクチャーする回です、え? 違う?
お楽しみに待っていてください!