表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/22

5.ここで一つ休憩。とても真面目なお話。

 さて、今までのエッセイでは戦場に生き抜く必殺技と武器を話しました。

 もちろんこの他にも武器や必殺技、バトルフィールドもたくさんあります。ただ、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。


 どうもみなさーん!

 はい、五回目!

 今回も私、雨有(うゆう) (かず)がお送りします。そろそろ私の名前も覚えて頂いた頃でしょうか?


 三回目、四回目は「なろう」という戦場で効果的な必殺技と武器をご紹介してみました。……もっとも、それらは有名すぎるために知っている方も多いと思いますがね。


 では今回はそれらを整理しつつ、目標を明確に表わしていきましょう。

 私たちの目標はなんでしょうか?

 一度、胸に手を当てて考えてみてください。



 どうですか?

 皆さんの目標の再確認はできたでしょうか?

 こんなことをしなくても、皆さんは目標に向かって真っ直ぐ進めていると思うのですが、ちょっとしたお節介です。

 では、一例として私の目標もお話ししておきましょう。


 一番の目標は書籍化ですかね。これが大目標です。

 ただ、これを叶えるためにはその間までに様々な壁がありますから、その壁を乗り越えることが小目標となっていきますね。

 なので目下の目標はジャンル別日間ランキング5位以内です。


 さて、これを見て皆さんはどう思ったでしょうか?

 そんなの無理? 身の程を知れ?

 仰るとおり!


 私が今書いている作品のタイトルは3文字。「想造獣」

 あらすじだって魂を込めましたが、それが効果的かは分からずにいます。


 ジャンルはローファンタジーです。ダンジョンが大人気。

 新人賞ならカテゴリーエラーもいいところです。でも、私はここで投稿しました。

 挑戦するだけなら無料ですから! それに、ここでしかできないこともいっぱいあります。新人賞ではできない工夫。新人賞だからできていた工夫。


 自分の小説の文量。

 能力。

 作品性。


 それらを加味してここにいます。

 お陰様で日間ランキング26位まで駆け上がることはできました。(今はランキング圏外なんですけれどね……えへへ)


 ですから、私はここで声を大にして言いたいのです。

 どんな目標でも全力で事に当たれば、その目標に届かなくても指をかけるくらいはできるものです。

 26位から5位、数字だけで見ればその差は21(くらい)

 ですが、ポイントにすれば目眩がするくらいに離れています。ですが、指くらいは届きかけました。


 皆さんの目標はどうであれ、多分きっとそれなりのところまでは行けるはずです!

 本気で取り組んだのなら!

 きっと大丈夫!


 ですが、目標を掴むには……それだけではダメなんです。

 いい作品を書いて、投稿する。

 それだけではこの戦場、生きて行くにはあまりにも厳しすぎる。


 ライバルが多すぎます。

 そして何より、私たちはこの戦場に不似合いな装備で参加しているのかもしれません。

 ですから、私たちはより多くの時間をかけるべきなんです。


 貴方の物語が……。


 もし「なろう」に適した題材、適したタイトル、適した物語。

 それらじゃないのなら。

 それらが10の工夫をしているのなら、私たちは100の工夫を持ってそれを凌駕してみせなければなりません。


 いくらクオリティが高くても、そもそも見て貰わなければ意味がないのですから。

 皆さんの目標が、ランキングに入りたい! より多くの人に見て欲しい! というものなら……ですが。


 活動報告? クレクレ? そんなものは誰だってしています。本気でランキングを目指し、本気でなろうと向き合う人間なら、そんなことは誰だってしているんです。

 だから、我々がそれをしてもまだまだ――まだ足りません。


 手間がかかります。

 時間がかかります。

 なによりそれでも結果はでないかもしれません。


 途中で心が折れるかも。

 もしくは飽きるかも。

 あるいは虚無の暗黒にだって取り込まれるかもしれません。


 ですが!

 それでも!

 自分の作品を信じましょう。

 自分の書いたものは面白い。

 貴方の書いた作品は素晴らしい!


 たとえ、人に読まれなくても。

 評価やブックマークが一向につかなくとも。

 自分の物語はよいと信じ抜きましょう。


 そうした上で、正しく自分の作品を評価しましょう。

 そして考え抜きましょう。

 手間を惜しみなくかけましょう。

 時間をたっぷりと使いましょう。


 第二回目で述べた通り。

 基本的に私たちは出来ること全てを行うべきです。そして、そこまでしてなおも常に出来ることを考えて、貪欲に上を目指します。


 それは、外から見ればもしかすると醜く映るかもしれません。

 ですが、それでいいんです。


 時に、こう言われるかもしれません。


「そんなに人に見てもらいたいんだったら、素直になろうに合わせればいいじゃん」


 なんて。

 もう、正論です。

 こればっかりは否定しようもできません。

 だって、その通りなんですもん!!!!


 見て貰いたいのに?

 わざわざ遠回りするなんて、そりゃ傍から見たらバカですよ。

 ですが、そうじゃないんです。

 私たちは上を目指すのと同時に、同じくらい大きな目標があるんですから!

 それが、私たちの物語を伝えること。

 そして、それを楽しんで貰うこと!


 自分の考えたストーリーやキャラが、いきいきと動いて話す様を伝え見ている人の心に刻みつける!

 そうして、感想や考察……そんなものが盛り上がればこれ以上の幸せはありません。

 短いタイトルも、はねっ返りみたいなやり方も。それを含めて私たちの作品じゃないですか。


 なら、やりましょう。

 そのままでいきましょう。

 貴方がこれ以上ないと考えに考えて、これで挑戦するとしたのなら取り敢えずはそれでやってやりましょうよ!


 合理性、理屈、そんなものを抜きにした上で! それらを捨てた上で我々はその先に合理性と理屈を組み上げていきます。

 無駄に工夫しましょう。

 無駄に手間暇をかけていくんです。


 その無駄が、きっと私たちだけの芸術性に繋がっていくと信じて。


 なんて、少し臭すぎますかねぇ?

 ですが全て本心です。

 ここから先は、本気の本気の工夫です。

 前回にあげた、活動報告を毎日出すだったりバランスのいいクレクレなんて目じゃないほどの細かいもの、面倒臭いもの。あるいは普通はしないものだってやっていきます。


 これらの工夫が正しいのかは分かりません。

 もしかすると、こんなことをする前にもっと他にやるべきことがあるのかもしれません。

 ただ、それでもやる価値はあるかもしれませんし、伝えるだけ伝えていこうと思います。


 私たちの戦いは既に始まっていることでしょう。

 もしかすると、今から戦おうという人だっているかもしれません。


 ならば戦いましょう!

 さぁ、なろうを塗り替えてやろうぜ!

なんだか説教臭くなってしまったかもしれません。ごめんなさいネ……。


でも、これらは本心です!

現実は辛いですが、諦めずに頑張っていきましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ