表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/22

2.なぜ愚かな我々はテンプレという強力な武器を使わないのか

 長いものには巻かれろと良くいいます。

 つまるところ、蛇の尾を見たら積極的に巻かれていけという意味です。ん? 違う?

 とまぁ、なろう界隈においてはテンプレという万里の長城がそびえ立っていますが、どうして我々はそれに巻かれようとしないのでしょうか。



 はい! というわけで本日もこんにちは、こんばんは、おはようございますからおやすみまで! 雨有 数です!

 第二回というわけでですね、今回はどうしてテンプレをやらないのかという話です。

 正直言って、小説家になろうで上を目指そうと思えば、テンプレをやらない理由がないんですよね。


 テンプレって、使えば無敵! 人気! 書籍化作家も楽勝! っていうチートアイテムではないですから。

 あくまでその確率を後押しするものですから。

 だから、テンプレを使っても結局人気を手にするのは本人の実力、努力、あとは運みたいな感じです。


 でも、非テンプレだとそもそも太刀打ちできませんよね。

 できたとしても、テンプレよりもより実力、努力、運が必要になってくる。テンプレを使えば楽にランキング上位になれるというわけじゃありません。だって、みんなが使ってるからテンプレと言われるわけですし、たたき台にあがる勝者の陰に埋もれた銀メダリストがわんさかいます。


 そんなテンプレを使ってもなお厳しい現状で、より厳しい状況に身を置こうとしている我々ですが、なんでなんでしょう。

 マゾなんですかね?

 それとも修行僧か何かかな?


 もちろんそんなわけもなく。(そんなわけの人がいたらごめんなさい)


 書きたいものを書きたい!

 そしてできるなら多くの人を読んで欲しい!

 なんて考えている人がこれでもかとひしめき合っているはずです!


 ですからテンプレをやらない理由は簡単です。

 ただ、自分の書きたいものを優先したいから!

 これ以上なく、簡単で分かりやすい理由でしたね。でも、小説を書くうえで、これ以上に大切なものなどありますか?

 いいえ、ありません!(反語)


 ですが、非テンプレを書いていくと何度もいうように中々誰にも見て貰えないのが悲しい事実。

 それを解消するために本エッセイは色々と頭を悩ませていきたいと思います。


 では、非テンプレでもテンプレを押しのけてランキングを駆け上がるために、私たちはどのような工夫をするべきか。

 結論から言いましょう。

 全てです。

 考えられる策、思いついた策、思いつかなかった策。

 それら全てを総動員して、それでも至れないものと認識しましょう!

(あ、全員がそうであるというわけではもちろんありません。私みたいなのは、という話です)


 なので、どんなことでもどんな些細な工夫でも行うべきです。

 そもそも、テンプレ自体が人に見て貰うための工夫の塊なんですよ。それに勝つためにそれらの工夫を切り捨てたのです。

 うーん、なんという矛盾!

 強くなるためにはその強さを捨てなければいけないみたいな。

 剣を握った手だとお前を抱きしめられないみたいな。

 そんなジレンマ。モドカシイネ!


 ではどういう方向性の工夫を行うべきなのか。

 これは、人によっては好みが分かれるところだと思います。

 ですがハッキリ言います。

 個人的には人に見て貰う工夫を第一。

 さらに人に見て貰う工夫を第二。

 そしてそして人に見て貰う工夫を第三!


 全部人に見て貰う工夫じゃねーか!

 イエス!

 その通り!


 そもそも、ここにいる皆さんなら自分の作品を今の自分の限界まで研ぎ澄ましていることでしょう。

 私もそうですから。

 内容の工夫はこれ以上なく力を入れていると思います。


 ですが、人に見られる工夫はどうでしょうか?

 実力あれば自然と人の目について評価されるだろう。……なんて、考えたことありません?

 これは正しいです。ですが間違っています。


 仮に評価されるとしても時間がかかりすぎてしまいますよね。

 さらに埋もれていても輝くほどの面白さでなければ、わざわざ掘り起こされて評価なんてされません。

 同時に、書いている途中には何の反応もないことが多いです。(これについてはまた別の機会に)


 というわけでですね。

 私の気持ち的には、こう思うわけです。


「実力の如何によって結果が変わるというのは、自分にできる全ての工夫、手段を講じてその先にあるもの」


 なんて、言えるんじゃないかと思いまして。(そのさらに先にあるのが運)

 まずは見て貰う工夫を!

 これを念頭に様々な手段を考えていきましょう。


 じゃあ、次回もお楽しみにね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ