1.なろう批判やテンプレを蔑む前に
もう遅いはもう遅い。
テンプレにはうんざりだ。
短編詐欺なんてクソ喰らえ!
なんて、言葉が溢れかえっている「なろう界隈」――皆さんも、一度くらいその類いの言葉を聞いたことがあるのでは?
それらの是非については、本エッセイで語る趣旨ではございませんのであしからず。
筆者は中立主義なので!
皆さんどうも!
本エッセイの筆者である、雨有 数です! 名前の由来、聞いていきます?
なんて、どうでもいいですよね。
このエッセイをご覧になっておられるということは、少なくともタイトルに目を引かれたか……それとも私に目を引かれたかのどちらでしょう!
後者であれば良いなと願いつつ、前置きはこのくらいにして早速本エッセイについて説明していきたいと思います。
まず、本エッセイは連載です。
基本的に毎日更新! ヤッタネー。
気になった方はブックマークとか! 作者をお気に入り登録するといいよ!
というところで本題です。
冒頭にも述べた通り、なろうのエッセイではテンプレや、短編詐欺、もう遅い系長文タイトルなどなど――それらの是非を問う内容が非常に多く散見されます。
誰だって、テンプレは見飽きた。
そろそろ新しいのないの? いやいや、それらが評価されてばかりのなろうの仕組み自体がおかしいんだ! なんて思いを、一度や二度は抱いたこと……あるのでは?
私もそう思います。
ですが、それは不当な不平不満だという指摘もごもっとも。
「結局それって、ランキングに載ったこともないような底辺作家のひがみ妬みじゃん」
って言われると、何にも言い返せません。(読者の皆様におかれましては、どうかは分からないのですがね! これはあくまでも筆者の話なので! ね!)
というわけでですね、私は考えました。
そう、自分がハッピーになれて、オマケに自分もハッピーになれる名案を!(自分しかハッピーにならない? そうだね!)
じゃあ、私が今の環境を塗り替えればいいんじゃないか! ってね。
なろうのテンプレは移り変わっていきます。皆さん知っての通りですね。
私のような新参者がわざわざ説明するよりも、もっと詳しくてなろうに精通したなろう賢者の皆々様がいらっしゃると思います。あ、感想欄でなろうの歴史について語ってくれてもええんですよ!
テンプレとは時流です。
更に言えば、もう遅い系、ざまぁ系と一口に言ってもそこには様々な変化があったことでしょう。(詳しい変化については、専門家の方に任せるとして……)
では、今ここでいわゆるテンプレだらけのランキングに非テンプレが上位にたどり着けたなら……?
それが、新しい形となるのではないでしょうか。
そうすれば、今のテンプレは消え去ります。
うん?
それだけじゃ意味がないって?
どうせ同じようなのが溢れて結局一緒?
そもそも、お前如きがテンプレを押しのけてランキングにはいけない?
だって名前も聞いたことのないような作者が?
うんうん。
仰るとおり!
私の名前は今日この場で覚えて頂くとして。確かに、たった一回、一作品だけがランキングに乗るのではいけません。
というより、これは招待状なんです。
わざわざこんなエッセイに目を通すということは、心のどこかで読者の貴方も非テンプレ作品を書きたい、そう思っていると信じています。
ならば書きましょう!
そして、多様性を手にしましょう!
私もまた、今日から非テンプレ作品を投稿し始めました。
個人的には、あらゆる策を講じましたがそれが通用するかはまだ分かりません。
準備期間に半年以上をかけました。
これが成功するにしろ、失敗するにしろ。
私の考え、私の作戦などを……非テンプレ作品を書きたい、今まさに書いているという方にシェアすることで、この戦場を生き抜く何かしらが与えられるのではないかと思いました。
ただ一度の評価では、突然変異です。
ですがそれが二度、三度続けばテンプレ作品を書くこと以外にも光明を見いだすことができると私は考えています。
ですので、本エッセイでは私の持論を披露していく中で非テンプレ作品を書く方々の背中を押していきたい、そう考えています。
ではでは、次回から本格的にエッセイを綴っていきましょうか!
明日も、お楽しみにね!