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短編

運ばれた道

作者: 譚月遊生季

 サイコロを振って行く先を決める。

 手のひらの上で、立方体がある選択を指し示す。

 それが正しいか正しくないか、僕には分からない。分からないから、サイコロに頼るしかない。

 基本は奇数が出ればやめて、偶数が出ればやる。もっと選択肢が多くなれば、当てはめる数字を調整する。ずっとそうやって生きてきた。


 サイコロを振って進むべき道を決める。

 出目はまた偶数。……でも、僕は歩き出せない。


 目の前には断崖絶壁が広がっていた。

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