転送へのカウントダウン
その者は笑う。
報告書を受け取り、計画が進んでいることを確認し。
コンコン
その音で俺は目覚めた。
「入ります。」
そして、扉が開いた。
「えーと、女神様から楽々浦様が冒険者になるということでお金を持ってきました。5000入っているので。どうぞ」
「ありがとう」
巾着袋みたいな物を渡された。
「そして、この袋は10種類の物まで入れることができます。あとこの回復薬と3日分の食料と鋼の剣を渡します。」
女神は優しいのかな?
舌打ちしてたけど・・・
まぁとにかく今日は旅立ちの日だ。
冒険者ギルドに行くか。
でも女神は転送するって言ってたけど、とりあえず女神のとこ行くか。
隣にはたくさんの部屋が有った。ホテルみたいな感じだな。
階段を降りたら、そこには皆が居た。
「さぁ、この方は今から転送されます。何処に転送されるかは分からない。楽々浦さん、此処に来てください!」
天馬さん達が居た。
そしてこの女神何言ってるんだ?
俺をランダムで転送するって?
冒険者ギルドに転送するんじゃ無いの?
「おかしくないですか?ランダムって聞いてませ・・・」
「黙れ。」
クッ、女神最初からこの気だったな。
クソ、引っ掛かった。
「それでは早く!」
この女神ダルそうに言ってるなぁ。
「早く歩け!」
護衛の騎士が押してきた。
無駄に力が強い。
中央に着いてしまった。
転送される、逃げなきゃ、
と思っても動かなかった。
「ランダム転送」
白い光に包まれた。
閲覧していただきありがとうございます
もしよければ感想をください。