魔王会議 ①
???side
「なるほど、こいつが新しい魔王になったやつか。」
「そうです。魔鳥が魔王にしているはずです。ですが、魔鳥の魔素がありませんでした。」
「イレギュラーな魔鳥だったのか?」
「いえ、飛ぶ時は異常はありませんでした。」
面白い。こいつのスキルは見たこと無い新しいスキルだった。だが俺には勝てまい。
「続けて監視をしろ。魔王会議を提案する。このことをこの魔王以外に伝えろ。」
「かしこまりました。」
新しい魔王か。魔鳥を異常にさせるとは、なかなか強いやつか。リドラに伝えないとな。
そして俺はこの場を離れた・・・
ルクレスside
「とりあえず・・・ちょっと待って。」
なんだ、これ。この人たち、人じゃない気がする。
「すまん、ギルドからの連絡で戻らないといけなくなった。」
「ごめんね。ギルマスのところにいかなくちゃいけないからね。じゃあね。」
あはは、あの人たち何だっただろう。
とりあえず人じゃないかな。魔素量が人間があり得ない量だった。
あっ名前聞くの忘れた
『!』
どうした、ミアイ?
くっこれは、異常な魔素量は?
ものすごい速さでこっちに来る。
ドカーン
地面がえぐれた。
「えーとどちら様ですか?」
「・・・」
何?こいつ?
「ん」
なんだこれ、手紙?
あげるっていう感じで手紙を俺のほうに向けて来た。
受け取り、手紙の見て、そいつのほうを見るとそいつは居なくなっていた。
とりあえず、開けてみるか?
招待状?
『魔王会議の招待状じゃないか?』
ミアイが少し怯えてる気がする。
ミアイ、魔王会議ってなんだ?
『魔王たちが何かしらの問題があったらする会議だ。』
なるほど、ざっくりしてるな。
『まぁ実際は会議っていうより、パーティみたいなものだったかな?』
それに僕が招待されたと。
『そうだ。もしかしたらお前殺されるかもしれない。』
そんなにヤバイの?
『勝手に魔王を名乗ったやつが昔、倒されたからな。ここで倒しに来た魔王を倒せば、いいけど。』
なるほど。この石を使い、会場に行くのか。
『多重結界を常に張っておいたほうがいいぞ。ダメージが軽減されるからな。』
よし、張るか。
「〔多重結界〕」
すると僕の周りが、結界で覆われた。
石の使い方は・・・
壊すだけでいいのか。
壊すもの無いけど・・・
どうしようかな。
近くの町に行って壊すもの借りるか。
町の場所も分からないんだった。
城の中にあるかな?
ミアイ、城の武器庫を教えてくれ。
『真ん中の城の中央だったかな。』
僕は城の中央に行き、武器庫を見つけた。そして、ちょうどいい剣があったからその剣を使い石を壊すことに成功した。
閲覧していただきありがとうございます
もしよければ感想をください。