調査開始
あとでカインに状況説明をするとして今は調査をするか、ってお?卵が孵るのか。何が生まれるのかな~サファみたいな竜かな。それとも何かの獣かな。
お、どんどんひびが入って生まれそうだ。殻を破って出てきたのは...
ん?石の塊?なんだこれ。鑑定してみるか
〈ガーゴイル〉 悪魔の石像が放置され魔力を宿した結果、本物の下級の悪魔になった。魔族の間で家の警備として人気
警備ねぇ、確かにわからなかったら石像にしか見えないわな。面白そうじゃん、これからじっくり育てていこうか。
「兄上、新しい従魔が生まれたけど見るか」
「ふむ、見せてもらおうか。ガーゴイルかなかなか面白そうなやつが生まれてきたな。名前はどうしたんだ」
「ディアブロにしようと思っている」
「いいんじゃないか。確かスペイン語かイタリア語で悪魔だったか」
「じゃ、気を取り直していこうか。ディアブロお前は空は、飛べるんだな。じゃあサファと一緒に俺の周りを飛んでてくれ」
そんなことをしゃべっている間に町の北についたわけだが
「なんでこんなに人が寄ってこないんだ?治安が結構悪いって聞いていたから襲ってくると思ったのに」
「なんで襲ってきてほしいんですか?襲ってこない方がいいんじゃないですか」
「ローズ嬢、その黒幕ってやつを発見するには誰かから聞く必要があるだろう。だが、そんなのを知ってるやつは素直に言わない」
「だから、適当に縛り上げて吐かせると」
「そうだ。しかし、縛り上げる奴がいないとなるとこちらから適当な奴を見つけなきゃいかんぞ」
「そうすると関係ない方も巻き込まれてしまいますよ」
「それが嫌だと思ったから、待ってやったのだ。しかし、出てこないんだったら仕方ない。ここら辺にいる奴全員とっちめるしかない」
「それかローズ、怪しいやつがいるなら教えてくれるか。ここら辺の組とつながってそうな奴」
「それならボルドン商会が怪しいことをしているって話ですけど証拠がないので捕まえられないのですが、まさか」
「そう、そのまさかをするのが手っ取り早いと思うんだ。だよな、兄上」
「うむ、解決策がないならここにいる奴をと思ったが、そちらの方がよさそうだな」
ローズは若干不満そうだが、これ以上の解決策がないから仕方がない。それどころかボルドン商会の話を聞いていると実情がかなりヤバいことが分かってきた。曰く、悪質な高利貸しを行う。勢力が伸びてきた弱小商会をいちゃもんつけて無理矢理つぶすとかグレーな話があった。これはもうそいつを捕まえたほうが早い気がしてきた。
ボルドン商会は町の東側だからさっさと行くか。
「ここがボルドン商会か。趣味の悪い店だな」
こんな金で塗り固めたような店は入りたくないな。
「これは金の使い方がなってない!金というのは大きなものに小さな金細工を置くことによって高級感、重厚感をだすものだ。もしこういう風にまとめて使うにしても、黒などの色をいれて金をより目立たせればいいものを。それをこんなに無駄な使い方をするなど。これではまるで金色の絵の具を塗りつけてようないろではないか」
兄上もお怒りのようだしさっさとつぶしますかね。
「いらっしゃいませ」
「ここにボルドンはいるか?俺はボルドンに用があってきたが」
「お客様、ボルドン様に何の御用でしょうか」
「用件か。お前の仕事がうまくいかなく行かなくなった時の相談をね」
「は?」
「お前らの商会でやってる後ろめたいことは全部わかってるんだよ」
「はい?何をおっしゃてるんで」
「ごたごた言ってないで、さっさと連れていけ」
「は、はい」
めんどくさくなっちゃって恐喝を使っちゃったけど。予想以上に効いたな。だけど、ローズも少し眉をひそめたから対象者は決められるけど、周りには影響を及ぼすのか。
「こ、こちらです...」
この階段の上にボルドンがいるのか。どんな奴なのかしっかりその面を拝ませていただこうか。
新しく元号が発表されましたね。私も心機一転頑張ろうと思います。
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