ヤーエスの町へ
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転移して俺が出たところは、英雄らしき像が飾ってある噴水だ。 なかなかひどい像だな。頭が割れて水が出てるぞ。まぁそんなことより兄を探そう。確か名前はルシフだったはずだ。どこにいるのかメールを送って待っていると、返信が来た。
『そのまま前に進め』
なんだよ。まあ行くけど。 しばらく進んでいると壁が見えてくると人が一人いた。あいつか?
「ルシフか」
「ああそうだ」
ルシフは感情のこもっていない蒼い目で俺をみた。容姿としては、髪は光がとおらないような真っ黒、それ以外はたいして変わっていないように見える。というか、感情をこもっていない目なんてどうすればできるんだよ。
「目に感情がこもっていないな」
「そうだ、眼は感情がこもっていないようにしてもらった」
「なんでそんな注文したんだ」
「アルス、お前はその歯を見る限り、魔族だよな。」
「そうだが、なにか問題でもあるのか」
話をそらしたな
「いや、お前が魔族ならステータスを見せてもいいかなと思ってな」
「なんで、人族ならダメな・・・あぁそういうことか」
「そういうことだ」
人族に見せてはいけない理由としては、このゲームの一番初めのイベントに関係している。現実の2週間後に闘技大会があるのだ。それだったら、ルシフに見せてはいけないと思うのだが、今回は人族と魔族に別れ決勝で魔族1位と人族1位がたたかいさらに、いろんなプレイヤーと交流をするためなのかパーティで組む仕様なので、見せた。
「俺の種族はランダムでだした吸血鬼だ。金色だったから1人しかいないぞ」
「そうか」
「なんだ、驚かないのか」
「私の運の良さを忘れたのかね君は」
そうだった。 兄の運の良さは異常だ。ドリー〇ジャンボを6回やって3回当たったといえばわかるだろうか。しかもその3回は兄が当てたいと思った時だけだ。以降、俺の家では兄は勝手に宝くじを買ってはいけないという決まりができた。兄に限ってないとは思うが、金が湧いて出てくると勘違いするのを防ぐためだな。
話がそれたな
「それで、お前の種族は何だったんだよ。もったいぶってるんだからすごいんだろ」
「お前とはなんだ。お前とは生意気だぞ。まぁいい。教えてやろう私は堕天使だ。黒だから、一番レアで1人しかいないぞ」
「黒ってなんだよ!黒って!1人しかいない種族って金じゃないのか」
あっ!『金以上の種族は1種族につき1人しかいないらしい』 金以上
「運良すぎだろ!」
「まあ、心配するな スキルもランダムにしたしな」
「スキルもランダムにしただと!」
確かにスキルもランダムにできたしかし、この先重要になってくるものがだめになるのは怖かった。
それを平然とやってのけるとは。
「しびれてもいいし、憧れてもいいんだぞ」
「そんなことはしない、ネタを挟むな」
「つれないな、それでは見るがいい」
名前 ルシフ
種族 堕天使
Lv.1
HP 90/90
MP 90/90
POW 10
INT 30
DEF 11
MND 13
DEX 20
〈闇魔法〉、〈従属化〉、〈従属強化〉、〈死霊術〉、〈精神支配〉、〈刀術〉、〈支援魔法〉、
〈火魔法〉、〈調合〉、〈呪術〉
闇魔法はいいとしてなんなんだこのスキルたちは、明らかに主に自分は戦わずに配下に戦わせるみたいじゃないか。魔王にでもなるつもりか。
スキルの詳細も見せてもらった
〈従属化〉Lv.1 魔物を仲間にする術。現在1体従属化可能。
〈従属強化〉Lv.1 従属化させた魔物を強化する魔法。
『従魔筋力向上』
〈死霊術〉Lv.1 魔物の死体を使役可能。または供物をささげてアンデットの魔物の召喚が可能。
現在1体使役/召喚可能。(このスキルを習得すると魔物を倒してもドロップしません。解体の必要があります)
〈精神支配〉Lv.1 自分のINT-敵のMNDの10分の1の秒数の間、敵を止めることができる。
成功確率5%。
〈刀術〉Lv.1 刀専用のスキル
アーツ 『居合切り』
〈支援魔法〉Lv.1 パーティメンバーを強化する魔法。
『筋力向上』
〈火魔法〉Lv.1 火属性の魔法の基礎中の基礎
『ファイアーボール』
〈調合〉Lv.1 草を使った薬品生成に特化した術
〈呪術〉Lv.1 相手にデバフをかける魔法
『筋力低下』
うん、明らかに他人に戦わせること前提ですね。
「早苗からメールが来たようだぞ」
『上兄ぃ、人族の勇者だったのでスタート位置が変わりました。しばらく会えないとおもえます。
アザミより』
「よりにもよって妹だけ敵か・・・面白そうだなぁ なあアルスよ」
「そうだなルシフ」
町をたんさくしていないどころか、町の名前さえ出てない件について
次回はちゃんと探索しますよ
兄はノリはいいですからね




