木陰の林の戦い
俺たちは、隠れてみていると敵が来るのが見えてきた。あれは、絶対になめきってるな。ここら辺まで来たってのに、戦闘態勢にも入ってないよ。一回ちょっかいかけてやるかな。
「やあ、こんにちは。早速だけど、何人かには死んでもらうわ」
そのまま、敵にハイスラッシュとダークランスを乱発して敵を混乱させる。
「うわ、待て」
「あいつはアルスだ!ここで狩っちまえ!」
そして一目散に逃げる!
「ここまでこれんなら来てみろよ。まっ、君たちには無理だろうけどね!」
なんて言ってるかわからないが、顔が真っ赤なところを見ると相当怒ってるな。
だけどさ、君たち、足元と後ろに注意しないとだめじゃないかな。お、やっぱり引っかかってるね。
暗闇にとらわれて、焦っているのもいるし、竜巻に巻き込まれてるやつもいる。このまま、焦ってろよ、兄上とカリンが後ろからやってくれるはずだからな。おうおう、首が飛んでるやつがたくさんいるね。よし、俺もいっちょやったりますか。
「三人に負けるなどあってたまるか」
お、なかなか強いのがいるな、これなら少し気合い入れるか。斧はみたことないな。
相手は間合いを取ってきたけどこれなら短剣を投げても届く距離だな〈麻痺付与〉をかけて二、三発投げる。そしてそのまま、〈ポイントヒット〉をすれば相手は避けるのがつらいはずだ。
「ちっ、吸血鬼も思ったより強いな。だけど避けれないほどじゃあない」
えっ、これも避けるのっていうか、こんなガタイしてんのに体柔らかいのかよ。避けられるなら、近寄って、剣で斬りあいながらゼロ距離射撃をすべきか。
「この俺と剣で打ち合いしようってか」
「それだけじゃ勝てるわけがないからね。〈風斬〉!」
「うわっ」
隙ありだな。俺はこいつの首を貫いた。はあ、こいつには手間取らされたな。
「やっと、終わったか待ちくたびれたぞ」
「あ、兄上とカリンか見てたなら手伝ってくれればよかったのに」
「いやあ、いい勝負でしたのでつい見てしまいました。もちろん危なくなったら助けますよ」
「で、奥の二人はどうする」
「え、奥?」
「お前が、短剣外したろ。あれが隠れてた二人に当たった」
「いや、動く前に仕留めとこうぜ」
俺たちの方は、これで終わりかな。というか、俺が戦ってる間に、この二人はどんな戦い方をしたんだ。500人くらい倒したんじゃないか。そこら中に転がってるぞ、なにがとはいわないが。
「いや、ちょくちょく零が攻撃を仕掛けてきてたから、敵の集中をそぐことができた」
なるほどね。じゃあ、このまま奥に行って、大将の首でもいただきますかね。
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こちら百地 零でござる。拙者は遊撃を任せられたのでござるが、あれは絶対どうするか考えてなかったような気がするでござる。
さてさて、まずは真ん中。カリン殿たちでも見るとするか。ルシフ殿はご自慢の刀と呪いで相手を撫で切りにしてるでござるな。カリン殿は、必死に逃げてる。え、逃げてる!そう、決してカリン殿は単体では強くない、今は、ルシフ殿が転がした屍を死霊術で壁にしてるがいつ破られてもおかしくないでござる。こんな時こそ拙者の役目。
「御用でござる!御用でござる!全員しょっ引くでござるよ!」
「おい、本当にお前向こうにいったのな!な!」
「我が、暗殺術をみよ!」
「暗殺術って宣言したら意味ないだろって俺じゃないのね。全く関係ないやつをやってくのね!」
「どうでござろう」
「すごいな!じゃあ俺の斧さばき見とけよ」
「お!それはいいって、拙者しか食らう人いない」
「そこの女でもいい「わが軍の紅一点を攻撃するのはご法度でござる!ここで拙者にやられるがよかろう」
拙者、頑張った。カリン殿逃げた。もういいかな。
「じゃ、達者で」
「おい、逃げるのかよ」
「忍者は正面からは戦わない」
「なあなあ、御用ってお仕置きだろ。言い換えたらなごむよな」
「うるさい」
ほんと、困るでござる。さて、魔物たちの様子でも見にいきますか。
お仕置きでござる。お仕置きでござる。 確かに気が入らないでござるな。
ござるの筆は進むでござる




