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製薬

めったにない生産回だと思われたし

 確かにはじめはやる気はあったと思う。だけど、キメラ達が壊したのは100m*100mのかなり広いどころか、完全に俺たちの土地すべてだといっても過言ではない。そんな広い土地がそんな2.3日で終わるはずもなく、俺たちは整地していた。


 「なんで、MMOのなかで整地作業をしなきゃなんないんだ。こんなのは、整地好きにやらせときゃいいのであって、俺たちがする必要はないと思うんだ」

 「アルスさん、まあもう少しで終わりますし。まあ、1週間近くかかるとはおもいませんでしたけどね」

 「はあ、そうだな」

 

 そうである、俺たちは実に5日にわたって整地をしていたのだ。時間がかなりかかっていると思うが、

考えてほしい。ここは、もともとただのフィールドである。そう、毎日が魔物の襲撃イベントなのだ。

普段は、芋虫ばかりだが、たまに蟷螂や蜘蛛が出てくるのがつらい。さらに、倒しても一度、進化してしまったせいかレベルの上がり方がかなり悪くなってきた。


 「兄上がいないと、問題が出てくるかと思ったけど何もでなかったな」

 「変則的なことがない限り大丈夫だとおもいますよ。そうだ、ナハさんを呼んできますね」

 

 ナハは、あの後キメラのなだめ方を研究していた。それよりも死体の合成生物に逆鱗とか落ち着きどころなんてあるのか。

 

 「アルスさん、かなりさっぱりしましたね~」

 「ああ、それに柵もたてといたからな」 


 柵といっても、攻撃を1,2回耐えれるくらいの簡易的なやつだ。これで、いろんな方向から魔物がきても、少しは時間の余裕がいまれるだろ。


 俺は、ログアウトして昼食を食べてきたが、整地は進んでおり。木の柵が二重になっていた。


 「兄上、整地はどんな感じだ」

 「まあ、これくらいでいいだろう。あと、カリンはログアウトしてるから」

 「了解。じゃあこれからどうする」 

 「一応、ポーションでも作った方がいいかもしれん。我らは、ちゃんと町に行くのがつらいからな」

 「そうだな。錬金術は俺しかできないから、兄上は薬草集めておいてくれ」

 「わかった」

 

 兄上は、蟷螂と蠍とギルファムンドをつれていって森の中に入っていった。蟷螂と蠍に名前をつけてるのかな。今度聞いてみるか。


 さて、ポーションをつくるか。まず、薬草をすればいいのかな。錬金術をとったときに初級キットを

もらったからな。この、乳鉢と乳棒をつかえばいいだろう。ただ、うまく使えないんだよな。なんていうか、こぼしちゃうんだよな。薬草をちぎっていれて、それをすればいい。 で、すったものを錬金釜で沸かしたお湯に入れればいいんじゃないかな。 


 

 ・・・色がついてきた。これをこしてすったものと液を分ければかんせいかな。 どれどれ。


 〈液体ポーション〉

 品質 劣

 回復量:6%

  こしていること以外は何もしていないポーション。飲むことによって効果がでる。猿でも作れる。


  は、猿でも作れるってなによ。猿でもって。猿が乳鉢と乳棒を使えるかってんだ。


 「ハハハ、アルスお前は天才だな」

 

 やけに、バカにしてくる声がするとおもったら兄上か。


 「じゃあ、兄上がつくってみたらどうだ」

 「我は、錬金術のスキルを持ってないんでな。スキルを持ってたら猿でも作れるということじゃないか」

 「じゃあできなくてもいいから、乳鉢をすってみろよ」

 「我は実験は好きだぞ。それにこの領地の王だからな。生産など王がやる仕事ではない下々のものにやらせておけばよい」

 「などと、民もまともにいない王が供述しております」

 「おい! それよりも品質が悪いのは乾燥させてないからじゃないのか」

 「乾燥?」

 「葉は乾燥させた方が砕きやすいし、エキスを抽出しやすい。我らは紅茶をよく飲むんだからわかってるだろう」

 「あ、そうだな」

 「日常のことから応用がきかないのは注意しとけ。この世界では命取りだからな」

 「わかりましたよ」 

 

 そうはいっても、本当に日常の応用が利かせることができるのはこの世界では有利だよな。他にできることがあるかもしれないな。そういえば、ポーションの残りはどうかな。


 〈ポーションの残り粉〉

  ポーションを作ったときに発生する粉。


 これだけか。お、おもったより粘り気があるな。これならこんなこともできるんじゃないか。この粉を

錬金セットの水で溶かして混ぜれば


 〈軟膏ポーション〉

 品質 下

 回復量 4%×2

 

 軟膏にすることによって量が増えたポーション。塗ることによって効果がでる。


 「こんなものを作るか。それにしてもよかったではないか。評価が上がったぞ」

 

 確かに、猿でも作れるって文がなくなったけど、品質としては劣→下のじゅんばんでできるのかな。   これは、極めるのに時間がかかりそうだな。

 

 「アルス、心配するな。行き詰ったら、我も協力してやる」

 「ありがとう。兄上」

 「我の回復手段が減るのは困るからな。手伝ってやるだけだ」

 「そうですか。ところであの、蟷螂と、蠍の名前は何なんだ」

 

 蟷螂の名前は(ざん)。斬と惨どちらでとっても構わないらしい。確かに、あの刃で斬られたら惨たらしいことになりそうだもんな。

 

 蠍の方はスカルらしい。理由としてはあの毒が誰にでも平等に死を与える。つまり強さを表しているというとらしい。その平等に自分は含まれてないけど間違えて摂取したら死んじゃいそうだなと言ってみたが。


 「王は不滅だからな」

 と言った後、

 「だって、復活できるからな」

 とシステム的なことを言ったのを俺は忘れない。


ブックマークしてくださった方が100名を超えました!皆様のおかげで頑張れます。これからもできる範囲で投稿していきますのでよろしくお願いします。



 ちなみに、虫は漢字の方がいいんですかね。読みづらいとかもあるかもしれないので教えてくださると

幸いです

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