従魔と・・・
ルシフSIDE
従魔を見繕ってやるといってやったが、我が町に入るのも問題があるんだよな。闘技大会にでて顔が
割れている状況がこんな時に影響するなんてな。しかし、あの国王が胡散臭いのも事実だからな。
あぁ、あの忍者。ええと、そうそう百地だ百地。ログインはしてるな。フレンドコールするか。
一人だといいんだが。
『百地でござる。ルシフ殿どうしたでござるか』
「今、1人か」
『そうでござるが、なにか』
「いや、なにか顔を隠せるものがないかと。これから町に行くが、闘技大会出てるからすぐこいつは魔族だとばれるからな」
『それなら、ローブがいいでござるよ』
「ローブ?」
『そうローブ。ほら、地味に入ってるでござるよ初期の装備に』
そういえば、初心者装備はそろってたな。その中に装備も入ってたのか。
「あった。有難う。感謝する」
『ルシフ殿でも感謝するんでござるね』
「それ相応のことをしてもらったら感謝するのは当然だ。感謝しないと思われているのは心外だ」
『そうでござるな。謝るでござる。だけど、感謝できない人もいるからそう思ってしまっただけでござるよ。特に言葉遣い的に』
「汝のござるとおなじだ」
『了解でござる』
「じゃあ、すまなかったな」
このローブは顔を隠そうと思えば隠せるからいいな。じゃあ従魔の卵ショップに行くかね。
「失礼する」
「はい。あ、ルシフさん優勝おめでとうございます」
「いや、これも貴方たちからいただいた従魔のおかげだ」
「今日は、どうしたんですか」
「アルスが、従魔の卵が必要なんだが。先ほどの騒動でな」
「アルスさんが、関係者なんですか」
「ああ」
関係者どころか主犯なんだけどな。
「で、アルスにはどの卵がいいと思う」
「そうですね。在庫が増えたんですよ。種族が分かっている卵と、従来通りわかっていない卵。どっちがいいですか」
「それは当然、従来通りだ」
「ルシフさんならそうですよね。皆さんどの種族がでるかわからないからってわかっている卵しか買わないんですよ」
「挑戦する心を我は失ってないからな」
まあ、悪いものがでてもアルスだからな。他人事だと思ってやっているのもあるけどな。
「では、どの卵にします?」
「そうだな。せっかくだこの黄色の卵にしよう」
「わかりました。ありがとうございます」
「あ、真っ黒なお兄さんだ」
「こら、シャル失礼よ」
「真っ黒?」
「だって、服も髪も真っ黒じゃん」
「ああ、なるほどな」
「お兄さんはどうしたの」
「アルスの卵を選んできてやろうと思ってな」
「アルスさんって、青のお兄さんだよね」
「ああ」
我ら兄弟は色で判別されてるのか。
「なんで来てないの」
「問題が起きてな」
「そうなんだ」
「それではな。予定が終わったから」
「また来るの?」
「さあな。我は魔族だからあまりこちらにはこれない」
「それは、アルスさんみたいに町に入れないようなことをするの?」
「なんで、アルスが出てくるんだ」
「町の人がいってたよ。青い髪の魔族の人がキメラを作ってた人を連れて街の外に出たって」
「はあ。なんであいつはそんなに見つかるんだろうな」
さっき言い方を濁した意味がないじゃないか。
「じゃあ、シャルが何もしないか見ててあげるよ」
「シャル!なんてことをいうの!」
「だって、お兄さんがもう来れないのはさびしいもん」
「勝手にしろ。だけどお前がけがをしても一切我々は気にしないからな」
というか来られても困る。だけど否定してもめんどくさそうだし、こんな感じで突き放されたとき
たいていの人はこれない。物語では、それはついてきて良いになるけど、一般人は普通恐怖でついてこない
人の心理というのをある程度理解していれば相手の行動も理解できるというものだ。まして、シャルは子供。まともな力もないもの駄々をこねたとしても自分の弱さを自覚させてやれば問題ない。 ふん、そもそも子供が我らの領地で生き残ろうなどおこがましい。だから、シャルは絶対これないだろうな。
「じゃあ、ついてくよ」
「今回は来なくていい。お前はあまり強くないし、それに死なれてもお前の母上に顔向けできないし、 なにより後味が悪すぎるからな」
「わかった。だけど今度あったら絶対認めさせるから」
「ハハ、楽しみにしてる。では、これで失礼する」
そんなことをいってもシャルは強くないだろ。そんな街の中で強い部類に入るどかじゃ無い限り問題ないな。 さてさて、それではアルスに持って帰ってやるかな。
こんな遅い小説ですが皆さんブックマーク登録、有難うございます。
ブックマークをしていただけたら私、如月カロンはすごく喜ぶのでよろしくお願いします!




