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時の旅人  作者: impression_songflower
第2章
6/20

6

見慣れた風景……。




いつもの本棚に、いつもの机。


「あれ……?メイデンは?…みんなは?」


でも確かに、僕はさっきまであの変な森にいた。


でもその前は、自分の部屋にいたのを思い出した。





………夢かぁ…………





喉が渇いたので家の向かいにある自販機へ飲み物を求め玄関を出る。


自販機に小銭を入れる。





「主の生涯をともにすると決めた伴侶は?その仲間達は?

……このままでよいのか、小僧。」


知った声にすかさず振り向く。


「……おっ……お前は…!?







……ブラックムーン!!!!」






.


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