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あぁ…
あれから 何日…
何ヵ月かもしれない…
どれだけの月日が経ったのだろう…
それ程までにこの世界は、
時間の流れを忘れさせる。
女①「王様、次はどのDVDにしますか~?」
女②「王様、夕食ですがなにかご希望はございますか?」
女③「王様!今王様がドハマリになられてる漫画の最新巻をフライングゲットしてきました~!!」
松本「おおそうか!早速読もう!
あ~っ!楽し~い!!」
(感謝してるよブラックムーン、こんな最高な世界を創ってくれて。
あいつ、実は正体は喪黒福造だったりして?w
そういや親爺とお袋にはなんも言わないで出て来ちまったなぁ
今頃心配でもしてるだろうか…
まぁいい
元の世界、仕事、学校、もうどうでもいいや
(今はもう少しだけ、この世界を…)
欲しい物は何でも手に入る
欲望の赴くままに
自由を獲る
それが理想世界。
その住人となった松本は次第に自我を無くしていく、
目は虚ろ
スマートさを失った身体は、日を追う事に肉厚さを増していく。
松本「俺は王だ。
この世界を担う神。
恐れるものはない、
理想も空想も取るに足らん!
これが… 現実だ!!」
そしてまた暫くの時が流れた、
ある日の午後。
(時の旅人 episode 7 ~ The lost my self ~ )
松本「つまらん、次!」
華やかな衣装を纏う女たち、ある者は躍りを、ある者は歌を、次々と催し物を披露していく。
松本「え~いつまらん!
誰かもっと!わしを楽しませる奴はおらんのか!?」
女「王様!私にお任せ下さい!」




