表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時の旅人  作者: impression_songflower
第4章 all really?
12/20

12

ブラックムーン「何処まで走るつもりだ?小僧」


松本「……!」


ブラックムーン「動揺しているな、まぁ無理もない。

何も教えずに悪かったな、いやはやお主の様なタイプは

聞かせるよりも見せて体験させた方が早いと思ってな」



松本「もぅいい…

頭がおかしくなったみてぇだ、

へっ、次はどんな手品を見せてくれるんだ。。。」



ブラックムーン

「皮肉はよせ、

まぁこれからゆっくりと話してやろう。

今貴様を取り巻く状況、

目眩く様々な世界を飛び交うのは私の力で仕向けた事だ。

よく聞け、人間とは欲深き生き物。

それは即ち、現実に相対する理想までとの距離の長さと溝の深さだ。

それを人間は夢という言葉を用いて正当化し、

その距離と溝を縮める為に日々命を費やす。

しかし、いくら己の命を消費しても尚、その道は前途多難であり、

理想を手にするのは僅かに一部のみだ。

何故か?

上には上がいる、とよく言うだろう?

人間とは生まれもったコミュニティエリアの中でしか生きて行けず、

上下左右は全て優劣を付けられ並んでいる!

この世界で生きる以上は誰もが鳥籠から出られないのだワン!

(あ、つい力入り過ぎて語尾にワンってつけちゃった。。。

ハデゥカティ~)


並ば、始めから自分の理想世界を創ればいいとは思わないか?」


松本「そ、そんな…事

本当に出来るのか…?」




ブラックムーン「出来るさ、この私にならな…」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ