表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひのん  作者: 朝里 樹
1/3

 八月十九日、午後七時。私、成田良美が記す。

 私はこれまで、この世に不思議なものなどないと信じて生きていた。この世界に存在するものは全て科学により説明することができ、そうでないもの、例えば幽霊や妖怪などの怪異は、空想の産物に過ぎないと考えていた。そう、あの恐ろしい体験をするまでは。

 私はこれから、自ら経験した不可解な事件の全貌を、記そうと思う。現在日本に住む多くの人々は、かつての私と同じようにこの話を信じようとはしないかもしれない。しかし、私はこのノートが誰かの手に渡り、この悪夢のような出来事を一人でも多くの人が信じてくれることを、切に願う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ