君から見た僕は【200文字】
「あたしにとってあなたは、空気みたいな存在なの。生きるのに必要なの。でも、空気って当たり前の存在でしょ?だから、わざわざ感謝することなんて滅多にないのよね」
君はそう言って、食べ終えた食器を片付けもせず、テレビの前のソファに寝転んだ。僕は黙って、君の食器を洗う。
褒め言葉かどうかもよく分からないその言葉を思い返して、僕はふいに思った。
たまにはおいしい空気を吸いたくなるだろうから、それまで、がんばろう。
「あたしにとってあなたは、空気みたいな存在なの。生きるのに必要なの。でも、空気って当たり前の存在でしょ?だから、わざわざ感謝することなんて滅多にないのよね」
君はそう言って、食べ終えた食器を片付けもせず、テレビの前のソファに寝転んだ。僕は黙って、君の食器を洗う。
褒め言葉かどうかもよく分からないその言葉を思い返して、僕はふいに思った。
たまにはおいしい空気を吸いたくなるだろうから、それまで、がんばろう。
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