表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/21

小学生編④

K先生が別の学校に飛んだので、4年でまた担任が代わった。


今度はN先生というおばちゃんの先生。

もちろん母は4月になった瞬間に品定めに入る。


3年の時と同じく連絡帳での挨拶から始まり、時には学校に無理矢理来たりしていた。

学校側がそれを拒否も出来るはずでもあるが、母はそれぐらいで引き下がるほどの奴ではなかった。


校長、教頭、担任などなど、実に3ヶ月に一度ぐらいの割合で色々な人が家に来てなにやらよく分からん話をしていた。


家庭訪問の時期でもないのにリビングに教職員がおり、物々しい雰囲気で母親と話している光景に最初の方は戸惑ったが、そのうち慣れた。


何より、そんな大人の争い事に首を突っ込むほど俺は暇ではなかった。


ピアノの練習、学校の宿題に加えて、学校の授業の予習復習、塾の宿題と授業の予習復習、そして自習。

読んだ本の読書感想文書いたりもしてた。因みに宿題とかではなく、母に書かされていた。


この読書感想文もひと悶着あったな。


読むと決めた本があまりにもつまらなく、とても読む気にならなかったので、俺は裏表紙に載ってる「あらすじ」の文体を真似して書いて母親に見せた。

そういう時に限って『ここはどういうこと?説明して』なんて聞いてくるんだよな。

しどろもどろになって誤魔化すと、母親は原稿用紙をビリビリに破いて俺の頬にビンタを12発ぐらい喰らわせた。


ただこの読書感想文については、後の人生にかなり役に立っており、やらせ方はともかくとして、概ね母親に感謝している。

だから、自分の子どもにも、この『読書感想文』方式は継承しようと思う。

やらせ方はともかくとして。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ