小学生編③
低学年が終わろうかという頃、俺の習いごとはさらに増えていた。
そろばん、ピアノ、ボーイスカウト、英語塾、学習塾、サッカー・・と。
ちなみにサッカーは全く長続きせず、2カ月でやめた。
好きな人には悪いけど全然楽しくなかった。
ピアノも相変わらず楽しくなかった。
が、先生はとっても優しいし、年1回の発表会だけは母親も褒めてくれるし、嬉しかった。
むしろ母親に褒められたいがためにピアノをやってたといっても過言ではない。
英語塾は、ボーイスカウトの友達であるTのお母さんが個人でやってる教室に通っていた。
Tは3兄弟で、下に弟が2人いたが、俺は彼らをあまり好きになれなかった。
どっちもいっつも鼻水たらしてて汚いから。のろいから。すぐ泣くから。
そろばんは近いとこでやってたから行ってたんだけど。
これがまた面白くなかった。特筆すること何もないぐらいだ。
そろばんの日は、家に帰ったら平成犬物語バウ(アニメ)を見れる!ってことだけが楽しかった。
普通はそんなアニメなど見させてはくれないのだが、そろばんの日は晩飯の後の勉強が免除ってことで、頼み込んで見させてもらっていた。
学習塾は3年の中盤から通っていた。
毎朝6時から勉強しまくってるせいか、最初の全国テストで1位を取ってしまい・・・。
これがまた災難につながるんだな。
ーーーーーーーーーー
全国テストで1位を取って、とってもとっても褒められた俺。
ちなみに500人中ぐらい。
数か月後にあった2回目のテストもさぞかし期待されてたわけだ。
が、結果7位。
ただし、1位が1人、2位が3人、3位が3人の、7位だから、まぁ実質3位。
いやぁ~・・・。
バチバチにしばかれたね。
『7番ってどういうこと!?お母さん恥ずかしくて外歩けない!!!』ってなもんで。
晩飯抜きに加え、家の外に放り出されて、親父が家に帰ってくるまで家入れてもらえなかった。
その次の回までに死ぬほど勉強してまた1位には返り咲いたものの、母親には『それで当たり前でしょ?』と一蹴された。
そんなこんなで俺は低学年を終え、無事(?)4年生になった。




