小学生編①
1年の頃。
うちの小学校の運動場には水場が2つあって、手を洗う所と、足とかも洗える所があった。
で、足とかを洗える方の水場の蛇口は、劣化してギザギザになっていた。
手で触ったら切れるだろこれってレベル。
その水場に登って遊ぶのが流行ってて、俺も友達とかとそこに登って遊んでた。
・・んだが、その水場の上に手をかけて登ろうとした瞬間、太ももに激痛が走った。
いったぁ~ああああ!って転げまわって、友達に引きずられ、泣く泣く保健室へ。
そのぎざぎざ蛇口で太ももをえぐってしまったみたいで、全治1週間ってとこだった。
両親はこれに大激怒。
学校に怒鳴りこみに行った。
その後すぐに、その水場の蛇口は新しいものになり、きれいになった。
1年、2年の頃は俺もやんちゃだったみたいで。
学校に行ってはスカートをめくったり、ピアノが弾けるからと言って威張り散らしたり、そろばんを習い始めたからと言って算数の時間に机の上に足置いて偉そうにしたり、好きな女の子にちょっかい出しすぎて歯を欠けさせて、殺されるかってぐらい殴られて家まで謝りに行ったり。
なんかどう考えても問題児・・・。
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しかし、学校では完全に問題児だったのと対称的に、家での俺は常にびくびくしてた。
放課後遊ぶのは無し。学校からまっすぐ帰ってピアノの練習。学校の宿題。予習復習。20時には就寝。
漫画は原則読んじゃダメ。
見ていいテレビはドラえもんとNHKのみ。じゃりんこチエとか見たかった。
聞いていい音楽はクラシックのみ。
友達と遊んでいいのは木曜日の15時半から17時まで。遊ぶ子が居なかったらもちろん勉強。
病気で学校を休んだら布団で教科書読むのが義務。
朝は6時に起床して読み書きと計算の勉強をしてから朝ごはん。
これが普通なんだと思ってた。
どんなに苦手でも、やっぱり母は好きだったし、親父は怖い時もあったが、やっぱり優しかった。
そうやって俺は3年生になった。




