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中学生編④

さて、俺は中学2年になった。


うちの中学は1年ごとにクラス替えがあった。

俺は、小2の時からの友達の隼人と、初めて同じクラスになった。

仲の良いやつと同じクラスになるのは、嬉しいような、少し恥ずかしいような不思議な気持ちだった。

2学期までは、普通に中学校生活を送っていたと言っていい。


因みに普通というのは、答えを見て塾の宿題をやったら母にバレてしばかれて、蹴られた瞬間ぶっ飛んで玄関のドアノブに頭打ち付けて血が出て、包帯ぐるぐる巻きの頭で塾行くような、そんな感じの普通だ。


この頃、父親はリストラされた。

既に母親と父親との仲は冷めきっていた。


相変わらず母は喧嘩しては睡眠薬を飲んだり発狂したりしていたし、親父も怒鳴ったり謝ったりパシられたりとなかなかハードな家庭環境だった。


あまりにも喧嘩が激化してうるさいので、俺もキレてしまい、


「うるさいねん!なんで喧嘩ばっかやねん!!」


と言ったことがあった。


両親は口を揃えて、事前に申し合わせたように、ハモりながら返答した。


「お前がいるからやろ!!」


仮に今それを言われたところでなんともないが、当時の俺は子供ながらに傷ついた。

親の喧嘩には口を出さないと決めた瞬間だった。


因みに、父親は失業したあと、タクシー会社に再就職した。

失業している約3ヶ月のあいだ、失業保険で入った金でパチンコ行ってたらしい。


「1か月目は30万勝って、2か月目は30万負けて、3か月目はトントンやった。パチンコはやっても全く意味がないし時間の無駄やから、絶対やめとけよ」とよく言っていた。

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