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中学生編②

NZホームステイに行けるようになった俺は、市が主催する説明会に親父と来ていた。

その説明会にて、合格者24名が一同に介するというわけだ。因みに、面接時に共に戦ったAは選考には落ちてしまったらしい。


会場に着くと、会議室みたいなところに通されると、何人かの合格者が椅子に腰をおろしていた。

父親は車で待ってる、ということなので俺は一人で近くの椅子に腰をかけた。

そして探した。実は合格通知を見た日から、ずっと気になっていた・・・


そう、あいこちゃんだ。


・・・・・・いた!!!!やった!

右斜め前の席に、あいこちゃんはいた。

その可愛い横顔を見るうちに、俺は完全に一目惚れしていた。


俺の熱い視線に気付いたのか、あいこちゃんがこっちを向いた。

やっヴぇ気付かれた!と思うのもつかの間、向こうも俺を覚えてるらしく、こちらに向かってニコっと会釈をしてくれた。

へらへらと鼻の下を伸ばしながら俺も会釈を返した。


説明会終わったら話しかけよう!

絶対そうしよう!


「よ!」


夢の世界に行ってしまってる俺を現実に引き戻したやつがいた。

同じ学校で同じ部活の空気が全く読めない悪友。


滝川である。


なんでも滝川は、一人で勝手にこの選考に応募し、勝手に一人で受かってしまったらしい。

面接でロクなことを話せなかったが、絶対受かる、って思ってたらしい。

こいつのポジティブは正直今でも羨ましい。


まあそんなこんなでこの滝川とともに市の偉い人の説明を聞き。

自己紹介をし。(あいこちゃんは声まで可愛かった)

その他いろいろな話し合いや役割分担の末、説明会は終わった。


ミッション開始だ!

あいこちゃんに話しかけなければ!

さぁ行くぞ!


滝川「なぁT!一緒に帰ろうぜ!」

俺「俺お父さんの車で来てるから無理やわ、すまん!」


そんなことより俺は愛子ちゃんに・・・。


俺「あ、あの、、」

滝川「あ!!こんにちはー!!さっきも自己紹介したけど滝川です!あいこちゃんやっけ?よろしく!」

あいこ「あ、、よろしく^^」



ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!



滝川「で、こいつがTね」

あいこ「あ、面接の時いたよねー^^よろしく」


あいこちゃんが差し出す手を俺は汗だらだらの手で握った。

もう緊張しまくって心臓が飛び出るかと思った。


これと似たような説明会があと4回ぐらいあり。

この日から俺と滝川、そしてあいこちゃんでつるむようになり。


NZに行く準備は着々と進んでいき、ついに出発の日がやってきた。

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