小学生編⑩
俺は次の授業までに反省文を用意した。
次の週の授業の日はすぐにやってきた。
びくびくして教室に入る。
先生「H、反省文は」
俺「書いてきました」
先生「前に出てきて読みなさい。ここで」
俺「・・・ハイ」
俺は相当恥ずかしかったが、ここは言うことを聞くしかないと思い、その通りにした。
俺は前に出て、反省文をのろのろと読み始めた。
『今回は、授業中に後ろを向いてAとしゃべってしまい、本当にすみませんでした。 僕は深く反省しています。これ以降は、後ろを向いてしゃべるなど、なるべくしないようにします。本当にすみませんでした』
読み終えると、俺は泣きそうになるのをぐっとこらえていた。
本当に泣き虫で困る。
先生「なるべく?なるべくってなんや?」
俺「えっ・・・」
・
・
・
先生「ハイ!やりなおーし!!!」
その週は普通に授業を受けることが出来た。
次の週にもう一度見せたらやっとOKがもらえた。
ちなみにやり直しになったことで、+20発ぐらいビンタ数が増えたのは言うまでもない。
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隼人「あほやなぁ。なるべくじゃなくて絶対にしときゃよかったのに(笑)」
俺「だって絶対後ろ向かないとか普通に考えて無理じゃない!?小5やぞ!?思ったことまんま書くやん!!!」
隼人「そうでもそこはそう書いとくねん(笑)」
後になって隼人とした会話の意味が、今では本当によくわかる。




