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小学生編:番外編②
俺はハアハア言いながら、まるで倒れるように便座に座っていた。
恐怖で声を出すことも出来なかった。
と、父親がこちらにやってきた。
父親は俺の部屋見てさぞかし愕然としたことだろう。
だって俺がいないのだから。
父「どこやあああああ!!!!!どうしたああぁああ!!!!」
俺は出ない声をなんとか絞り出し「・・・・ここぉ」と、それだけつぶやいてトイレのドアを開けた。
両親は俺の無事を確認すると、本当に安堵したようだった。
母「大丈夫!?どこも何もなってない?」
俺「大丈夫、なんもなってへん」
母「よかったぁ。もう・・・なんでトイレなんか行ってんの」
俺「ほんまにめっちゃお腹いたかってん」
母「で、今日は読み書き計算は?」
俺「まだしてないよ・・怖いし」
母「じゃぁしておいで^^」
俺「・・・はい」
もう揺れてないんだし、まぁ机ぶっ壊れてたわけでもないから、いつもの読み書き計算はするのが普通だよね。はい勉強勉強。
阪神大震災の思い出はそんな感じだ。




