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第二次戦国時代 ―令和動乱記―  作者: 足利
第一章 影の久貞(前半)
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第65話 尾張の焦土

尾張の平原で決戦の火蓋が切られた。

七条久貞と兵、民の盾は奮戦するが、戦場は焦土と化し、次第に民への影響も増していく。

戦局は新たな局面へと進む。

平原は煙と火に包まれ、戦場全体が赤と黒の色彩に染まる。

安土軍は残存勢力を集中させ、七条の盾を押し込もうとする。

兵たちは疲労で足が重いが、久貞の声に励まされ前線を維持する。


「殿、民が怯えています!このままでは混乱が…」

真澄が報告する。


久貞は短刀を握り直し、民と兵を見渡す。

「盾は理念と民を守るためにある。恐れるな、支え合え!」

兵たちは互いに盾を押し合い、民の背を守りながら戦線を保つ。


焦土の中、赤甲冑の安土将が突進してくる。

久貞は短刀を振り、盾を下ろさず民を守る。

側面から右翼部隊が反撃を試み、敵の勢力を分断する。


戦場の火花と煙が視界を奪う中、民は恐怖に震えつつも盾の後方で支える。

久貞は冷静に次の作戦を指示し、戦線の均衡を維持する。

「我らの盾は民を守るための壁だ。揺るぐな!」


焦土と化した尾張の平原で、七条の盾は民と兵を守り続け、戦局はなお混迷のまま進む。

だが、久貞と兵、民の覚悟は揺らがず、希望の光はまだ消えていなかった。

尾張の焦土は、七条久貞と兵、民の盾にとって試練の極みだった。

次回、第66話「夜明けの誓い」では、戦場の緊張が続く中で久貞が民と兵に新たな誓いを立て、戦局の方向性を定める。

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