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第二次戦国時代 ―令和動乱記―  作者: 足利
第二次戦国記 第二部番外編 
29/100

第二次戦国記 人物辞典 ― 安土幕府・東朝連合編 ―

七条幕府と八条幕府の対立が次第に深まりゆく中、

 新たに勃興したのが「安土幕府」――その名を冠する勢力である。


 安土幕府は旧・八条幕府の武官派と、東朝の改革派貴族によって構成された連合政権であり、

 戦乱を終わらせるための「最終調停勢力」として誕生した。


 だが、その理念の裏には、再び権力を巡る陰謀が渦巻いていた。

 本辞典では、安土幕府および東朝連合に属する主要人物・軍臣・文臣・学者たちを網羅する。

◇ 安土幕府 概要

•正式名称:安土幕府〈あづちばくふ〉

•成立:慶徳十年(図俊天皇治世下)

•初代将軍:安土範頼〈あづち・のりより〉

•所在地:近江・安土城(再建)

•旗印:「黎明の龍」

•政策理念:「武と理の共栄、東朝の護国」


 七条幕府の内紛をきっかけに、東朝の支持を受けて立ち上がった勢力。

 表向きは東朝の直属政権だが、実質的には八条家の分派が中心となっており、

 八条幕府の「理想政治」を引き継ぐと同時に、新時代の軍制を構築した。

◇ 安土幕府 将軍家系譜(全五代)


将軍名

在職期間

主な功績


初代

安土範頼〈のりより〉

慶徳十年~慶応五年

幕府設立。七条幕府との均衡を図る。

二代

安土貞家〈さだいえ〉

慶応六年~延久元年

東朝との同盟締結、軍備拡張。

三代

安土晴継〈はるつぐ〉

延久二年~永元九年

文治政治への転換。朝廷再建に尽力。

四代

安土信道〈のぶみち〉

永元十年~永統三年

東朝の再統一戦を主導。外交拡大。

五代

安土光遠〈みつとお〉

永統四年~(現任)

「黎明再建令」を発布、戦後復興を推進。

◇ 東朝連合 概要

•当主:図俊天皇〈ずしゅんてんのう〉 → 継嗣・明嘉天皇〈めいかてんのう〉

•拠点:京・東院

•政策:「徳と力による均衡国家」

•盟主:関白太政大臣 八条真葛〈はちじょう・さねかず〉

•同盟関係:安土幕府・九条家・富士川家


 東朝は、分裂した四朝のうち最も長く存続した正統朝。

 安土幕府とは「護国二元体制」を築き、軍事と政治の両輪を担った。

 そのため、実質的な国家の主導権はこの「東朝連合」に集約された。



◇ 主な登場人物列伝


安土範頼あづち・のりより

 初代将軍。八条幕府の武門派を統合し、七条幕府との均衡を実現。

 戦乱の世にあって「調和の龍将」と称された。



安土貞家さだいえ

 外交に優れた将軍。東朝の使者として西朝へ赴き、一時的な停戦を実現。

 民政にも明るく、内政再建を進めた。



安土晴継はるつぐ

 文官出身の将軍。戦乱終結後、文化と学問の振興を推進。

 京文院と東文府を合併し、「大東学庁」を設立。



安土信道のぶみち

 東朝連合軍の総司令官。北朝との「永元戦争」を勝利に導く。

 戦略家として後世に「近江の智将」と称される。



安土光遠みつとお

 現任将軍。民の復興を第一とし、戦乱で荒廃した地方に新制度を導入。

 東朝との連携をさらに強化し、第三次統一戦の基盤を築く。

◇ 関連家臣・幕閣一覧


名称

役職

解説


八条真葛〈はちじょう・さねかず〉

関白太政大臣

東朝連合の精神的支柱。理想政治を提唱。

九条雅道〈くじょう・まさみち〉

学頭大臣

政策学・倫理学の権威。京文院学派の祖。

富士川景行〈ふじかわ・かげゆき〉

執権

七条幕府から離反し、安土側へ。策略家。

吉川頼基〈きっかわ・よりもと〉

大老

経済政策の中興。銅貨「永徳通宝」発行。

立花道親〈たちばな・みちちか〉

管領

幕政監察官。冷徹だが忠実な政治家。

朽木元長〈くつき・もとなが〉

将監

新日本皇軍の主力指揮官。鉄甲部隊を創設。

細川玄明〈ほそかわ・げんめい〉

文院長官

詩人にして政治家。東朝文化の象徴的存在。

安土幕府と東朝連合――この二つの勢力は、

 混迷を極めた第二次戦国時代における「再統一の鍵」であった。


 その道は血と理の交錯であり、理念の対立でもあったが、

 やがてこの連合こそが、第三部「天下再興篇」への架け橋となる。


 そして、新たな世代が――

 「黎明の龍」と「調和の鳳凰」、

 二つの理想を胸に、新時代の扉を叩くのである。

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