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死にたい狐

作者: 雨宮雨霧

暗い夜に

真っ暗な闇の中に

ひとつの灯りが灯ってた

灯りに縋るように

生きてた


なのになんで

なにも言わずに消えちゃうの

あなたの声をもう一度だけでも

何度でも

聞きたいのに


辛い夜に

ひとりぼっちの時

ひとつの灯りが灯されて

灯りに向かってさ

歩いてた


なのになんで

なにも言わずに去っていくの

あなたの声は安心させてくれる

生きよう

思えるのにな


一匹の狐

群がる死にたい狐

ひとりじゃないよって

いつでもおいでって

言ってた


なのに一匹の狐

なにも言わずに居なくなって

死にたい狐たちは

どこに居ればいいの

こわいよ



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