冒険出発
初投稿なのでコメントでアドバイスをいただけたら嬉しいです。小説を書くの自体初めてなので大目に見てもらえると嬉しいです。
光が消えた。鑑定石をみると、’上限開放’の文字が浮かんでいた。
”なんじゃと!”
”???どういうことだ?上限開放って。”
”儂らには上限があるんじゃ。レベルアップの上限があるのじゃ。それを無くすということは無限に強くなれるということじゃ。勇者は普通の人よりは上限は高いが、上限は一応あると聞いたので、勇者でも王に近い敵は倒せなかったのじゃが。”
”倒せるってことだな。”
”そうじゃ。しかも、異能の上限である2個を4個まで開放しているなぞ、前代未聞じゃ!”
なるほど、そこまですごい能力なんだな。
するとまた光り始めた。そして、’異能天化’という文字が出た。
”なんじゃと!”
また、驚いてる。もう二回目だぞこれ。
”今度はなんですか?”
”これは平民にも出たのじゃが、2つ目の能力などなかったので使えなかったが、他の能力を強化してくれるのじゃ!”
”なるほど…”
”どうじゃ?”
”上限開放を自分も含め十人に使えるようになったみたい。”
”じゅじゅじゅ十人!!!!!”
”いや、驚きすぎ。”
”死角視覚はどうじゃ。”
”味方と視覚を共有できて、味方の死角も見えるようになった。ただし、一度に3人にまで。”
”つまり、四人のパーティーを組むと良いのじゃな?”
”そうみたいだな。”
”また光はじめた。”
”もう驚くまい!”
いや、きっと驚くな…
”なに!炎の大精霊じゃと!!!!あっ、驚いてしまったのじゃ。”
”なるほど、サラマンダーとやらを仲間にできるのな。”
”そうじゃ。”
”しかも、常時発動可能なのね。”
”ふつうは無理なのじゃが…”
そして、王様はなんか動かなくなった。ほっぺをつねってみた。無反応。水かけてみた。無反応。女王様にも同じことしてみた。無反応。
結果ーーーー諦めた。どうやら、疲れていてなんかさっきのショックでもう完全に気絶したみたい。むちゃさせちゃったな。
”じゃあ、さよならってことで。”
というわけで俺は冒険に駆り出されたのであった。
今後よろしくおねがいします。