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本野夢詩 エッセイ集1

アイドルソングから見る表現の自由とハラスメント

作者: 本野夢詩

いきなり本題に入りますが、このタイトルで私が言いたいことは

「プロデューサーがアイドル達に性的なニュアンスが読み取れる歌や踊りをさせるのは表現の自由かハラスメントか?」

ということです。私は、これはハラスメントにあたると考えています。


では何故私がこの問題を取り上げたかというと、LITERAの『AKBの新曲「teacher teacher」がスクールセクハラ正当化と批判の声』という記事読んだことがきっかけです。


この記事をきっかけに改めて問題となっている「teacher teacher」の歌詞を読みながら私は新たにこのような疑問が浮かびました。

「メンバーは『teacher teacher』をどのような気持ちで歌っているのか?」

ということです。もしメンバーが『teacher teacher』を歌うことを嫌だと思っている場合、プロデューサーであるY・A氏はメンバーに対してセクシャルハラスメントとパワーハラスメントというWハラスメントが成立する可能性があります。


仮に『teacher teacher』を歌いたくないと言ったメンバーがいたと仮定します。そうした場合

「今回だけでなく、今後発表する楽曲で選ばれなくなってもいいのか」

などと言って脅すことが考えられます(もしかすると歌うことを拒否して外されたメンバーがいるかもしれませんが)。今のグループの現状を見る限りこのようなことを言われたら逆らえるメンバーはそう多くないでしょう(そんな歌を歌うぐらいなら辞めてやると言ってやめるメンバーがいたら応援したいです)。仮に脅すようなことを言われなかったとしても、メンバーが歌いたくないと言ったら二度と選ばれないかもしれないと考え、忖度してそういったことを口にしない可能性も考えられます。


今回の問題は、表現について深く見つめ直すきっかけになりました。この問題が私を含め表現者達の意識を変えるきっかけとなれば幸いです。



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