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お題34『空』 タイトル『スカイライン』

 ……鳥になりたい。

 俺は土手で夕焼けに染まる空を見ながら思った。

 ……鳥になって空を飛んで死にたい。

 空を飛べれば好きな国へ行って、自由気ままに生きて、いつでも死ぬことができるのだ。人間、生まれてくる方法は一つしかないが、死ぬ方法は無限にある。俺は自由になって自由に死にたいと願った。安直だが、鳥になって死ぬ、それこそが俺の唯一の願いだった。

 今の俺は仕事もなければ住む場所にさえ困っている。大学の先輩に薦められて小さな居酒屋・『高砂たかさご屋』を立ち上げ何もわからず成功してしまったのだが、たった一度の不倫で全てを失ってしまった。

 会社のおかげで素晴らしい妻ができ、大勢の大切な仲間に巡り合い、順風満帆な人生を送っていたが、堕ちる時は一瞬だ。羽をもがれた鳥のように谷底に叩き付けられ、今の俺は今日の日付も明確に覚えていない浮浪者である。

 ……鳥になるためにはどうしたらいいのだろう。

 俺は虚ろな思考で鳥になる方法を考えた。だが今まで頼り切っていたスマートフォンはなく、グーグルの検索もできない。

 ……仕方ない。今日くらいはシャワーを浴びにネットカフェに行くか。

 俺はなけなしの金で屋根のある個室に泊まることにした。


 シャワーを浴びて身を整えた後、個室にあるPCで空を飛ぶ方法を検索した。様々な方法があったが、目に止まったのはパラセーリングという方法だった。パラセーリングとは舟にパラシュートを装着して動力によって空に浮かぶ方法だ。空を飛ぶ時に重要なのは一人だと決めていたので、これが俺の考えにしっくりきた。

 ……どうせなら、南国に行こう。

 俺はお一人様自殺ツアーを計画することにした。近場のパラセーリングをしても自由な気分にはなれないし、悔いが残るだけだ。パスポートもないし、拙い考えだが南国なら沖縄に行くしかない。

 一言に沖縄といっても島の集まりだ。空港から海に近い宮古島を選択し、俺は日雇いのバイトを繰り返し穴場の安い片道旅行券だけを入手した。ホテルなしを選んだのはその場で死ねることを考えてだ。

 沖縄の宮古島につくと、俺は早速アロハシャツ・短パンに着替え、パラセーリング業者に電話を掛けた。気持ちよく自殺するためにはまず周りの目を騙さなければならない。予め保険金の額も調べている、会社の借金と妻への返済に充てようと目論んでいるのだ。

 業者の車に導かれ小型舟に乗ると、そこには若い女が一人乗っていた。南国に来ているというのに長袖長ズボンの格好だった。日焼け対策にしてもずいぶん薄暗い格好をしているし帽子も被っていない。

 業者は彼女が先に飛ぶことを伝えると、彼女はライフジャケットを着用し舟の後方に向かった。彼らの打ち合わせが終わると、早速彼女は天空へと舞い上がっていった。その姿に俺は驚愕した。

 いくら何でも高すぎる、と思った。もはや肉眼で彼女を観察できずロープがなければ繋がりが見えない距離だ。彼女のパラシュートはゆらゆらと揺れて風を目一杯吸い込んでいた。

 波はなく穏やかなのにひどく風が強く感じられる。きっと俺の足は恐怖で竦んでいるのだろう。体が震え落ち着かない。これから死ぬという恐怖ではなく、未知なる体験に神経が萎縮していく。

 業者によると今日の天気は好調で100mまで飛べるということだった。俺は口を開けたまま頷き、次が俺の番なのかと他人事のように彼女の光景をただ眺めることしかできなかった。

 彼女の体が舟についた後、彼女は穏やかな顔をしていた。先ほどと違い笑顔を見せている。よほど気持ちがよくてリラックスできたのだろう。

 俺は無言で頭を下げながら降板に向かった。ロープで体を固定され空気椅子状態になり、尻に感触はなくふとももに体重が掛かるというのも落ち着かない。心臓の音がひどく苦しい。

 それでも業者は無理やりに飛ばせようとチェックを済ませていく。心の準備はできていないのにだ。

 だがこれでいい、と俺は思った。俺のポケットには自社の折りたたみナイフが入っており、ロープを切ることができるのだ。100mから落下するというのは大体30階立ての高層ビルから落下するのと一緒で、海面に落ちれば確実に死ねるらしい。俺にとっては都合がいい自殺日和だった。

 動力の音と共に俺の体は上空に向かい、舟が豆粒のように見えるまで2分も掛からなかった。俺の体は高度を上げる度に硬くなっていき、両手は把手に同化して離すことはできなかった。

 ……ここでびびってはもったいない。

 俺は上空にあるパラシュートを見て思い直した。今日が最後の日になるというのに、最後くらい笑って死にたい。地平線の方向を見ると綺麗な海が一望できた。辺りを一周見渡すと、島の半分の形状が確認でき、次第に心は落ち着いていく。

 海底を見れば魚の群れが確認でき、海亀までゆっくりと泳いでいた。なんて綺麗な海なのだろう。砂浜から続く淡く透明なブルーが沖に向けて藍染で染まったようにグラデーションをつけていく。今から死ぬ俺にとってはやはり絶好のコンディションだ。

 ……でも、ここで死ぬのはもったいないな。

 俺は急遽考えを改めることにした。決して恐怖からではない、天空に上がると地上の悩みなど些細な気がして死ぬ意味を見出せなくなっていたのだ。

 俺はこの島を何も知らない。会社を立ち上げて何も知らずに成功し、何も見えていなかった時と同じように、俺はただ綺麗な部分にだけ目を奪われている。今度こそ、俺はこの島で覚悟を持って生きて死にたい。

 ポケットにある折りたたみナイフをぎゅっと握りそのまま降下することにした。舟の上に戻ると俺より一足先に小さな青い鳥が離陸しており、俺はその姿を見て顔を綻ばせた。

 

 降下した後、俺は一緒に空を飛んだ女性と意気投合し夜飯を食べることにした。何でも彼氏と一緒に来る予定だったらしいのだが仕事の予定で来れずに暇を持て余していたという。

 彼女のレンタカーで俺達は島唄が流れる居酒屋に向かった。

「明日はシュノーケリングをする予定だったんです」

 彼女は宮古島名物・グルクンのから揚げを食べながらいった。骨までついた魚なのだがこれが歯ごたえがあり美味しい。

 何でもシュノーケリングとはスキューバダイビングとは違い、ライセンスを取っていなくてもできる魚観察のことらしい。

「彼氏と二泊三日の予定だったのですが、都合がつかなくて……それで私一人で来たんです」

「なるほど」

 俺は泡盛をちびちびと舐めながら頷いた。度数が高く癖が強いがゴーヤチャンプルと非常に合う。

 彼女の名前は飛鳥あすか。空を飛ぶために生まれてきたような名前だが、高所恐怖症だそうだ。あれだけ空を飛べるのだから、その病は完治しているといっていいだろう。

「俺は海斗かいとといいます。ここの海の魚を間近で見れるなんて羨ましいですね」

 俺はグルクンが透明な海で泳いでいる姿を想像した。きっと彼らは太陽の光を目一杯に浴びながら海水浴を楽しんでいるのだろう。その姿に俺は心躍った。

 グルクンは海の中では青く、地上に出れば赤くなってしまうらしい。鮮度が弱く揚げて食べるのが通例となっているようだ。

「もしあなたの都合がよければ一緒に行きません?」彼女は俺の泡盛を拝借していった。「一人じゃ寂しいですし、誰かいた方が盛り上がります。どうせ……彼氏とはこのまま別れることになりそうですし、思い出を作りたいんです」

「いいんですか?」願ってもない言葉に驚き耳を疑う。「俺なんかでよければ喜んで。明日の予定も立てずに来てしまったもので」

「そうなんですね」彼女は再び酒を飲んで頬を染めていった。「その代わりなんですが……明日だけは私の彼氏を演じて下さったら嬉しいです」

 

 彼女に泊まる場所まで提供して貰った次の日。

 俺達は業者の契約にサインをした後、シュノーケリングを楽しんだ。場所は宮古島の青の洞窟と呼ばれるスポットで、淡い海の中を魚が目一杯泳いでいるのが確認できた。

 そこは楽園といっても過言ではなく、様々な色に満ちた魚と珊瑚が太陽と海のキャンパスに色を付けていた。俺はシュノーケリングのマスクを枠にして、時と共に変わる絵画を夢中になって眺めていた。

 精一杯に泳ぎ回るグルクン達を眺めて彼らに思いを馳せる。海の中では青く地上に出ると赤くなるのはどうしてなのだろうか。色を失い怒っているのだろうか、それとも海の思い出を心に閉じ込めておきたいのだろうか。

 飛鳥は自分の企画であるにも関わらずシュノーケリングを楽しんでいるようには見えなかった。俺と世間話をしている間に、何か考えるような様子を見せ、移動中はほとんど無言だし、格好も昨日と同じで地味で日焼け止めなど塗る様子は全くない。

 俺はただ黙々と彼女のレンタカーを運転し様々な場所に向かった。もちろん免許不携帯だがデートで男がエスコートすることは必要だ。最近できた伊良部いらぶ大橋の大きさに驚き、暑さで温くなったマンゴーカキ氷とさんぴん茶で喉を潤し、200種類あるハイビスカスに埋もれた植物園でスコールに打たれながら、次々とデートスポットを楽しんだ。

 最後のスポットは昨日と同じ居酒屋に行ったが、彼女は酒を飲まず料理にも手をつけなかった。その姿を見て俺は不安になった。

 ……もしかして俺と一緒にいることが面白くないのだろうか。

 確かに彼氏の代役をするとはいったが、話を聞いていないのでただ付き添いのような立場を演じる他ない。だが特に何かを失敗したような空気は覚えなかった。

 ただ彼女は昨日舟の上で出会った青い小さな鳥を見た時に、心を捕まれたようにじっと立ち尽くしていた。

「どうしたの? 具合でも悪い?」俺はなるべく優しい声でいった。「ごめんね、気がつかなくて。これじゃあ彼氏失格だよね」

「いえ……そういうわけではないんです。こちらこそ……ごめんなさい」

 彼女の憂鬱な表情を見て俺は心を奪われる。

 ……今更何を考えているのだ、俺は。

 無言で酒を飲みながらも現状を笑うしかない。昨日まで死ぬことを考えていたのに、今は彼女のことしか考えていないのだ。いかに自分の精神が弱いか思い知らされる、これでは確かに社長としては器量が足りないといっても仕方ないだろう。まして不倫で会社を潰したのだから酌量の余地はない。

 だが今日までは彼女の彼氏だ。明日までの命だと思えば神様も許してくれるだろう。

「どうする? ホテルに帰ろうか?」

「いえ、具合は悪くないんですけど……」彼女は俺を上目遣いで見る。「……よかったら海に行きませんか? 潮風に当たりたいんです」


 彼女の運転でパラセーリングした海へ向かい砂浜に下りた。

 そこには再び青いイソヒヨドリが独特な美声で鳴いていた。

「イソヒヨドリの青いのがオスだよ。高度2000m以上の所に住むことができるのに、日本では磯に住んでいるみたいだ。不思議だね」俺は今日得た知識で彼女に呟いた。「青い鳥が見えたら幸せになれるって誰がいったんだろうね。でもそれは間違いじゃなかったよ」

「……どうしてですか?」

「君に会えたから」俺は本心でいった。「俺はさ、傷心旅行で来たんだ。地元で大勢の仲間と協力して、がむしゃらに働いた。小さい居酒屋だったけどさ、何店舗かチェーン店までできたんだ。だけど俺はそんなに頭がいい方じゃなくてさ、自分を見失って不倫して、全部失ったんだ」

 ……彼女にだけは嘘をつきたくない。

 俺は泡盛の力を借りながら素直に思いを告げた。明日には彼女はこの島を離れる。俺の命も明日までだ。明日再び、パラセーリングをして死ぬことを決めているからだ。

 彼女とデートして気づいたことがある、それは島の価値よりも自分自身に価値がないことだ。彼女のことを知れば知るほど、自分がいかに無力で、何の支えになることもできず、ただ傍観者でいるしかないことに気づいてしまったのだ。

 ……彼女には俺の真実を知っていて欲しい。どんなに最低な男だと罵られようと、本当の俺を知って欲しい。

「……先を聞いてもいいんでしょうか?」

「ああ、つまらない話でよければ」俺は柔らかい砂の上を踏みながら続けた。「……空を飛びたかったんだ。皆を乗せた飛行機でもっと高い所にいきたかった。でも現状を理解できなくて、それでも俺だけは前に進んで、会社はあっという間に火の車さ。妻と喧嘩ばかりして店の従業員に慰められて、俺はその同情に揺らいだんだ。最低だよ」

「……確かに最低ですね」彼女は小さく頷いた。「でもそれは海斗さんだけが悪いとは思いません。だから元気出して下さいよ」

 彼女の一言がエネルギーを生み出す。もう必要ないものだが、それでも心が自然と高まっていく。

「……ありがとう、嘘でも嬉しいよ」

「……ねえ、海斗さん」彼女は何気ない一言を呟くようにいった。「もし私と一緒に死んで下さいといったらどうします?」

「えっ?」

「今日までは彼氏ですよね、このまま永遠に付き合って一緒になるというのはどうです?」

 彼女は冗談のようにいったが目は笑っていなかった。きっと半分は本気でいってるのだろう。

「もしかして本気でいってる?」

「……答えをくれたらちゃんと答えます」

「もしかして……飛鳥ちゃん、パラセーリングで自殺しようとか考えてた?」

 俺が再び質問を返すと、彼女は小さく微笑んだ。

「……ずるいです、私の質問に答えて下さいよ。でも……当たりです」

 舟での彼女の格好が再び蘇る。長袖長ズボンに地味な色目、とても南国を旅しようなんていうものには見えなかったのだ。

「もちろん本気では考えてなかったですよ。でもあなたと一緒にいる間に……その気持ちがどんどん高まってきました」

「それは……どうして?」

「私の彼氏もあなたの会社にいて他の人と浮気したんです」彼女はポケットから俺と同じ型のナイフを取り出した。そこには高砂屋の文字が入っている。「あなたの会社は高砂屋で、あなたの苗字は高砂ですよね?」


 彼女の話を聞いて俺は今すぐにでも死にたい気分になった。俺が彼の職場を奪ったしまったせいで、彼女との結婚が破綻になったのだ。シュノーケリングをした時から俺の苗字を見て違和感を抱いていたとは考えてもいなかった。

「すまない。謝っても仕方ないけど、謝らせてくれ」

 日焼け対策をしていない彼女に俺は再び頭を下げた。それはする必要がなかったのだと考えれば納得がいく。

 彼女は彼の子供まで身篭っており、それが運悪く堕ちてしまったらしい。それで自棄になってこの島に来たということだった。

「海斗さんのせいじゃないですよ」彼女は大きく手を振り否定した。「会社が成功していても、彼、私の方に戻ってこなかったと思いますから。浮気されていたのも会社がなくなる前からだったんです」

「そうだとしても俺は君に罪滅ぼしがしたい。仮に君が一緒に死ななくてもここで一人で死んでもいい」

「それは駄目ですよ」飛鳥は俺の顔を見ていった。「罪滅ぼしっていうのは人のためになることをするんです。あなた一人が死んでも何の罪滅ぼしにはなりませんよ」

「じゃあどうしたらいいんだ?」

「私と一緒にグルクンになって下さい」彼女は人差し指を回しながらいった。「鳥になりたいと思っていたんですが、生憎私は飛ぶのが怖いので……もう飛べません。なので……私のために魚になって下さい」

「……わかった」俺は深く頷いた。「それで君の気が済むのならそうしよう。この綺麗な海の底で一緒に魚になれるのなら本望だ」

 俺達はグルクンになるために海へ向かった。体は全くこわばっていない、きっと飛鳥がいるからだろう。

 俺達は鳥になるために南国に来て魚になって海に潜る。それで構わないと思った。俺はこの島のことを知り、彼女を知れた。 それだけで満足だ。

 海に浸かり体温が奪われていく。それも心地いい。このまま安心して死ぬことができそうだ。俺の頭にある考えは一つだけだ。 

 海に入れば俺の体は青に変われるのだろうか、それとも赤になるのだろうか、その答えを知るためにはもっと深い所に潜らなければならなない――。


「行ってらっしゃい」

「ああ、行ってくるよ」

 俺は飛鳥に返事しながらキスをした。

 あれから10年経った今でも、俺達は未だにこの島にいる。島の人達に捕まれ死ぬことができなかった俺達は泣き叫びながら一緒の布団で寝た。イソヒヨドリの泣き声によって俺達は魚になることができなかったのだ。

 俺達は今までの全てをあの海に捨てこの島で生きることを決めた。俺はダイビングショップでインストラクターとして、彼女もまたその料理を担当してくれ一緒に一つの舟を経営している。

 俺達はパラセーリングを封印した。空を飛ばずに海底に身を置くことを決めたのだ。彼女やそのほかの全てを乗り継いだ飛行機に対して贖罪の思いを込めながら――。

 10年この小さな島にいるが俺は未だこの島を知り尽くすことはできていない。人との出会いが俺の体を青にも赤にも変えていき、自分すら理解できていないのだ。

 人間、生まれてくる方法は一つしかないが、死ぬ方法は無限にある。そしてもちろん、生きる方法も無限にあるのだ。

 俺は今日も自由なイソヒナドリになるために、グルクンとして海底を泳ぐ。水平線を海底へ移せば、地上はスカイラインへと生まれ変わることを信じて――。

お読みいただいてありがとうございます。

また会えることを願って。

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