表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

第3話エリアボス攻略作戦

戦闘シーンは本当に難しい。


このような小説を読んで頂いている読者様に感謝を

翌日の朝9時、石碑の前で昨日と同じメンバーが揃っていた


「みんないるな?ではこれからエリアボス攻略作戦を開始する!チームは全部で6つか……AからFまでの役割を決める!チームリーダーは来てくれ」


俺達のチームリーダーは誰だ?


「このチームのリーダーってだれだ?」


それだけで4人から何言ってんのこいつの視線を感じる……


「「「「ルゥです(だろ)(っしょ)(でしょ)」」」」


息の合った押し付けをありがとう……はぁ…行くか……


「俺達ぬらりひょんチームはA、ボスの体力を減らす事に集中する。そしてオーディンチームはB、Aのサポートだ。ガルムチームはC、右側の取り巻きを排除。ジャッカルチームはD、左側の取り巻きを排除。マシルチームはE、危険だが、敵のタゲを集めてくれ。ルゥチームはF、全体の指揮を取ってくれ、そして遊撃隊だ。以上!質問あるか?」


気になる事だけ言わせもらおう


「なぜ俺達が指揮なんだ?ぬらりひょんの仕事ではないのか?」


指揮取りはぬらりひょんの仕事だろ?


「実は昨日俺達はグルフェルに遭遇したんだ」


なんだと!?


「大丈夫だったのか?」


「全員無事だ。お前の情報のおかげさ。ありがとう。」


「知ってる情報を周りに教えるのは当たり前。別にいい」


「ははは。それで、観察眼のあるルゥに指揮を取ってもらおうという話になったんだ。頼む!」


ぬらりひょんは頭を下げてまで頼んできた


「ぬらりひょん……頭を上げてくれ。……わかったよ。全体の指揮……頼まれた!」


「ありがとう、ルゥ

では各チームに伝えてくれ。それでは移動する!」


俺は自分のチームに戻りながら全体の最後尾を歩いた


「それで、私達は遊撃なのですね?」


「そうなる」


「ルゥが指揮取りか。なら大丈夫だな」


「その自信はどこから来るんだハルト……」


俺達の役割を教えながら歩くと森の深いところまできていた


「もう少しでボスの部屋だ!」


ぬらりひょんから大声で伝えられる


「そろそろか……気を引き締めて……」


「「ねーんねーころーりーよー」」


「コクッ…コクッ…」


後ろから気の抜ける歌が聞こえた


「なんでドラゴンとツッキーは子守歌歌ってんだよ!ロックはそれで寝るなー!」


「あっははははは!」


クォーツが爆笑してるがいいや……

緊張感が無さ過ぎる……大丈夫か?


「……」


「アイリス…緊張してるのか?」


「はい……」


「こいつらを見ろ……緊張なんかしてないだろ?」


「…緊張してるのがアホらしく感じます……あれはアホすぎる……」


「俺も同感…」


今回は呟きも事実なので否定しない……


「ついたぞ!扉を開けてボスがでたら全指揮をルゥに移す。全員準備は良いな?行くぞ!」



--------

〖ボス部屋〗


扉を潜ると中は森の開けた場所だった……


「ピェエエエェ!」


鳥の鳴き声がした方向を見ると大きな鷹が滑空してきた……


「欧米か!」


「それはタカ!あれは鷹!」


ハルトがいきなり叫んでボケたのを突っ込む……


ボスの鷹【グレイトホーク】の着地予想地点は俺達の中心!


「ここから俺が指揮を取る!各チーム散!そして


それぞれの役割を果たすように!」


『『『『『了解!』』』』』


散開した後はそれぞれの仕事に入った



-----



「ドラゴン!左側の援護!ハルトは右側!ロックはAにバフを!」


「わかった!」「OK!」「了解」




「C、D!取り巻きが増えるぞ!サポートする!AはBとチェンジ!バフを掛ける!」


「わかった!」「助かる!」「すまない!」


「オーディン右足が来るぞ!後ろに回避!トールは左足を叩け!倒れたらロキ!そいつの弱点は首だ!そこを斬れ!」


首が一番ダメージが通りやすい…そこを攻撃すればいい


三人がサポートする方へ走っていく


俺とアイリス、ツッキーは後方から攻撃をしているとボスが翼を広げだした


「全員気をつけろ!何か来るぞ!!」


周りからは大丈夫との声が聞こえてくる


風が止むとボスは飛びだした。


こんなパターン無かったぞ!?


ボスの攻撃は飛びつき、回転しながらのつつき、翼でのビンタぐらいだ……


風起こしからの飛翔は無かった!


「新しいパターンだ!全員注意しろ!」


ボスは高く飛ぶとカマイタチを放ってきた


ほとんどのメンバーが喰らったがダメージはそこまでデカくはない……


するとボスは空中で旋回し、こちらに向かって突進してきた


「これはヤバいか…全員交わせ!」


俺の言葉で回避をするが回避仕切れなかった人もいて、喰らった人は吹き飛ばされた…


「なっ!?」


飛ばされた人の体力はレッドゾーンだった……


「体力がレッドゾーンの奴は回復を素早く!他の奴らはボスが動けないでいる間に集中攻撃!」


突進した後ボスは(くちばし)が木に刺さり動けないでいる


全員の集中攻撃により体力がレッドゾーンになったボスは木から抜け出し身体を縮め始めた……


「嫌な予感がする……全員後退しろ!」


「あと一発で終わるのになんで退くんだよ!」


クォーツが俺の指示に従わずに突撃した


「お坊ちゃま!お待ちください!」


「待て!」


アイリスも行きそうになるのを抑える


「これで終わりだー!!!!」


クォーツがハンマーを振り下ろす前にボスが縮めていた身体を広げ、ボスを囲むように竜巻が発生した


「ぐぁぁあぁぁぁ!」


クォーツは竜巻に飲み込まれた…継続ダメージもありかなり体力が削らている


「後衛陣!クォーツを助けるぞ!」


俺はボスを狙うが竜巻に遮られて当たらない。他の後衛も同じように竜巻に遮られて届いていない……


「いやだ!死にたくない!嫌だぁぁぁぁ!!!」


クォーツは叫びながらハンマーを振り回すが、ボスにも当たらずついに体力が尽きて粒子状になって消えた…


「お坊ちゃま……そんな……」



アイリスが膝をついて落ち込みだした……


「ピェエエエェ!!」


ボスは竜巻を消し、雄叫びを上げた


「よくもお坊ちゃまをー!!」


「アイリス!1人で突っ込むな!」


アイリスは無謀に走り始めた!



「あぁもう!すまないがみんなは俺とアイリスをサポートしてくれ!」


アイリスが二丁拳銃で殴りかかろうとしたらボスが嘴で攻撃しようとしたのを俺はクイックドロー&ヘッドショットで止める


「落ち着け!」


このアイリスを見ているとシャチを思いだされられる…


「ピィイイィ!」


ボスの翼が凍りつき、驚きの声をあげている


「みんな…よし!一気に叩く!」


アイリスは二丁拳銃で腹部を攻撃し、俺は頭部を攻撃した


「これで終われー!ドライブシュート!」



アーツのドライブシュートが頭に当たったボスはそのまま倒れ粒子状になって消えた。


「俺達の勝ちだー!!」


ぬらりひょんが勝ちどきをあげてみんなが喜んでいるなか、アイリスは暗かった……


「アイリス……」


そのままアイリスは俯いたまま転移門で街に戻って行った……



俺はアイリスが心配になったため転移門で街に帰った。










この時アイリスとルゥにはレアアイテムのメッセージが出ていたのだが、2人気が付いていないのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ