香復活!!
今まで風邪として休んで来ていた香が今回で復活です^^
「くそっ・・・なんで休みは2日だけと決まっているんだ!別に三日でも四日でもいいだろうが!」
月曜日の朝、制服に着替えながら愚痴をつぶやいている。
誰もが感じるだろう。
この月曜日の朝がどれほどつらいかということが!
まぁ、学校もつまらないわけではないんだが・・・なぜか憂鬱になるんだ。
・・・今日は茜が俺を起こしに来る前に自分で起きた。
なぜだか嫌な予感がしてな・・・。
「ふぅ・・・着替えも終わったし、飯食いにでも行くか。」
部屋から出て、階段を下りていく。
まだ準備中のようだ。
俺も手伝わなきゃな・・・。
「おー達也!今日は自分で起きてこられたのか!」
にこやかな笑顔で俺を迎えた茜。
俺がいつも起きれない子みたいに言うな!
実際、起きれないのだが。
「あ、まだ準備中だから、必要なものとかの準備しててもいいよ?」
普段はツンデレなさなかが、珍しく俺に気遣いを・・・。
何か悪いもんでも食ったのか?
とにかく、何もしないわけにはいかないから、なにか手伝わなきゃな。
「あ、別にいいよ。俺も準備くらいは手伝うからな。」
ご飯が盛られた茶碗を、テーブルへ運んでいく。
・・・そういえば、香ってもう風邪治ったのか?
人1倍元気なあいつが風邪を引くなんて・・・。
俺も気をつけなきゃな。
今度は鮭が乗っかっている皿を運ぶ。
「達也、それまだパセリが乗ってないぞ。」
ぐぅ!
パセリ・・・だと!?
パセリは俺がこの世で一番嫌いとする食べ物なんだぁ!!!
「あ・・・わりぃ・・・俺はパセリいらねえから・・・。」
俺がパセリ嫌いとわかった茜とさなか。
すると、さなかがなにか考え付いたようだ。
「あんた、もちろんパセリ食べられるわよねぇ・・・?」
めっちゃ殺気だってますけど、どうしたんですか?さなかさん・・・。
顔は爽快な笑顔だが、内心は食え!絶対食え!みたいな感じだろうな・・・はは・・・。
これはかなわねえや・・・。
今日の朝飯は、ひどいものだった・・・。
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学校についても、まだパセリの苦みが口の中に残る・・・。
くそ・・・さなか、いつか覚えておけよ?
でも、仕返しができないんだよなぁ・・・。
「おー達也!何日ぶりかは忘れたが、久しぶりだなぁ!」
馬鹿がひとり来たよ・・・。
ま、こいつといても退屈しないんだがな。
「どうした、暁・・・。」
そう、俺の元に来た馬鹿は、先公にはもう見はなされている、あの暁である!
いつも調子に乗って、以前までは先公に怒られていたものの、最近になってあきらめられたらしい。
調子に乗っても怒られないなんて、なんてうらやましいんだかな。
「いや、暇だからさ。」
おまえの場合は常に暇だろ。
暁の悪友も以前から来ていないな。
まだ風邪が治らないのだろうか。
とりあえず、いまは暁の相手をしたやらねば。
「じゃ、何を話すんだ?」
暁は頭をかきながら何を話すか考えている。
何も考えていないのかよ・・・!
・・・暇だったんだからしょうがねえか。
と、そこにある一人の人物が教室に入ってきた。
「おっはよー!みんな!!」
クラスの女子数人+男子数人がその人物に一斉に駆け寄って行った。
あー・・・香か・・・?
あいつ、もう風邪治ったのか・・・。
かけよって行った奴らとうれしそうに何か話している。
多分、再開を分かち合うみたいな感じだろう。
一方の暁は、まだ話の内容を考えていた。
おまえはいつも何をしているんだ!?
「おー!達也、元気にしてたかぁ!」
いつものノリですね、わかります。
ていうか、毎回そのあいさつだよな。
ワンパターンすぎるんだが、別に飽きてこないと言う不思議なあいさつだ。
人ごみをかき分け、俺の元に駆け寄ってくる。
これは、逃げたほうがいいのか・・・?
「久しぶりだね!達也ぁ!!」
香が俺に抱きついてきた。
何をしてるんだおまえは!
毎回毎回!今の時期暑いんだぞ!
あ、でもアレの感触が・・・!
「って違う!!」
香を少し乱暴に振りほどき、距離を離す。
「毎回毎回、なんで抱きついてくるんだよ!?」
くっそ・・・。
おまえのせいで、俺が男子どもからいつも睨まれるんだよ!
いい加減自分の立場をわかってくれぇ・・・。
「・・・達也は、私のことがいやなの?」
ぐ!その上目遣い!やめろ!!
それは反則だ!!
ガタン!
・・・さなかが荒々しく席を立つ。
教室が静まり返る。
「あんた、いっつも達也にちょっかいかけてるけど、何様なの!?こっちは見てて不愉快なの!やめてくれない!?」
さなかが香に向かって言い放つ。
いや・・・そんなにマジにならなくてもいいのに・・・。
「ふぅん・・・さなかは私が達也をいじれることに嫉妬しているんだぁ!かわいいねぇ・・・。」
ああ・・・火に油を・・・!
「な・・・!私は、別に!!」
香はもう少し空気を読め!
さなかがマジギレしていることに、いい加減気付けぇ!!
「ま、達也はいつも私に抱きつかれて鼻の下伸ばしてるから、本人はOKなみたいだよ?」
いや、別にそういうことじゃなくて・・・。
えーっと・・・胸の感触が気持ちよかったからかな?
鼻の下は・・・多分伸びてました。
あ、そんなに睨むなよ・・・悪かったから・・・。
「さなかは私ほどは胸がないからねー!」
自分の胸を見せつけるようにさなかに対峙する香。
対するさなかは、自分の胸を見て、顔を赤くする。
そして、ぎゃーぎゃーまた喧嘩が始まる・・・。
いい加減やめてくれぇ・・・!
だが、香が元気で何よりだ。
元気が過ぎてるがな・・・。




