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チェンジ計画!

本編スタートです!

昨日から香の調子が悪い。

ちゃんと病院に行って診てもらったらしいが、やはり今日は休みのようだ。

まぁ、俺は大丈夫なわけだが・・・。

と、1時限目の授業を受けながら考えていた。

そういえば、さなかは大丈夫だろうか?

さなかの方を見ると、目があった。

すると、頬を赤らめてすぐに先生の方へ向き直ってしまった。

「なんだ・・・?あいつ・・・。」

わけがわからん。

いや、俺のことが好きだからだろとか思う人もいると思うが、あいつのことを考えるとその考えの可能性は3%未満だろうな・・・。

まぁ、そんなこと俺には関係ないがな。

なんて考えていると授業が終わってしまっていた。

で、いつのまにかさなかが俺の前に立っているという状況に・・・。

「・・・何の用だ?」

嫌な予感しかしないんだが。

俺は何にもしてないぞ・・・?

いや、もっと別な何かなのか・・・?

「ちょっと屋上に来て・・・。」

何か決意を固めたような表情で・・・

屋上へ来て。

あ、なんかのフラグがたちましたよ。

俺の意思など関係なしに、無理やり屋上に連れて行かれてしまった。

「で、何か用あんのか?」

さなかはいまだ頬を赤らめたままだ。

はぁ・・・いい加減何の用か話せよ。

さっきから何を聞いても「黙」を貫いたままで、何にも話そうとしない・・・。

が、ついにさなかが口を開いた。

「あ・・あんたって、なんもとりえが・・・ないじゃない?」

いきなり何を言っているんだこいつは・・・。

確かに俺はいわゆる地味なやつだ。

全てが「普通」の存在の俺は、特にとりえがない。

だが、何を言いたいんだこいつは。

「い・・・今からあんたを、とりえのある男にチェンジさせるのよ!!」

・・・・は?

ちょっと頭が・・・ケホッ!いえ、なんでもない。

とりあえず要点整理だ。

さなかが俺を屋上へ連れ込んで、何を言うかと思ったらいきなりとりえのある男に・・・チェンジ?

ったく・・・何を言ってるんだかこいつは・・・。

「だ、だから・・・今日からあんたの家に、同棲生活をするのよ!!」

いや・・・。

俺の頭の中の何かが吹っ切れたような気がしたがそんなことはなかったぜ!

いや、そんなどっかのアニメであったようなセリフはおいといてだなぁ・・・。

同棲?

いや、それは流石にまずいだろ・・・。

一つ屋根の下に男子女子・・・。

こいつは自分の問題発言を理解しているのだろうか?

いや、そもそもなぜ同棲生活をするんだ?

「ちょっとまて・・・なぜ同棲生活と言うものになるんだ?」

待ったをかけるように片手を前に差し出しながら言う。

まずはそれだ。

「いや・・・あんたの生活の根本から変えていかないとならないと思って・・・って、私だって恥ずかしいんだから、何度も言わせないで!!」

びしりと指をさしながら大声で言われた・・・。

いったい何なんだおまえは・・!?

バン!!

屋上のドアが開いた。

誰だ・・・?

「さなか・・・お前は幼馴染だからと言って、達也を独り占めしようと言うのか!!」

茜・・・おまえは何度も何度も・・!!

お前まで来たらさらに話がおかしくなるだろうが!!!

「さなか、お前が達也と同棲すると言うなら、私もさせてもらうぞ!!」

漫画やアニメではいかにもどーん!!という字幕が出そうな勢いだ・・・。

あんたら、自分の言っていることの意味わかってんのかぁ!!

どれだけ恥ずかしいことか・・・。

「いいえ、私一人で十分よ!!」

「いや、私が達也にふさわしい!達也は私が変えて見せる!!」

いかにも火花が散りそうな勢いだ・・・。

あーあー・・・もうどうだっていいよ・・・。

「あーもう!!2人とも!もういいから、2人とも同棲生活でもういいですぅ!!!」

もうめちゃくちゃだ!!

今度こそ吹っ切れちまった・・・。

あ・・・2人とも目を輝かせてるし・・・。

「よし、じゃあ明日の放課後からお邪魔させてもらうぞ!」

いかにも満足そうな笑みで予定を伝える茜。

「茜がいることがちょっと不満だけど、人手は多いほうがいいから・・・しょうがないわね・・。」

さっきまで目を輝かせていたが、茜も一緒ということで少し不満そうなさなか。

あ・・・ちょっと俺後悔したわ・・・。

明日から波乱の毎日が続くのかぁ・・・。

次回から同棲生活がスタートします!

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