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忘れてた!?

文芸社にこの小説を投稿しました^^

今日は・・・火曜日か。

あいつらが来てから暇と言うのは無くなったが、今度は大変になってしまった・・・。

「おい!達也!遅刻だぞ!早く起きろ!!」

・・・まだ目覚ましはなってないぞ?

ていうか目覚ましをセットしてなかったんだが。

「今日は終業式だ!急げ達也!私もすっかり忘れていた・・・。」

何!?

終業式だと!!

あわててカレンダーを見る。

今日は7月27日・・・。

「やべぇ!!」

なんでさなかが起こしに来なかったんだ!!

急いで着替えを済ませ、リビングへ行く。

・・・気持ち良さそうに寝ているさなかがいた。

「急げぇ!!」

さなかを起こし、3人で急いで朝飯を食べた。

やばい・・!もう10分じゃないか!ギリギリ歯磨きとかは済ませられそうだが・・・!!

すぐに食事を済ませ、食器を運ぶ。

歯ブラシを取り、洗面所へ向かう。

俺が歯磨きを終えたころにはさなか達も食べ終わったみたいだ。

よりのもよって終業式を忘れるなんて・・!

馬鹿にもほどがあるぞ!

俺が言える立場ではないがな。

「あ、達也は先行っててもいいぞ?」

茜が顔を洗うのを終え、タオルをもちながら俺に話しかけてきた。

俺はそのつもりだったんだが、さなかが待ったをかけた。

「女の子を待ちもしないで、何が男の子よ!ちょっとくらい待ちなさい!」

ったく・・・さなかは典型的な自己中ってやつだよな・・・。

しょうがねぇな。

.

.

.

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・なんとか間に合ったな・・・。」

あの後、さなかの洗い物が間に合わず、結局中途半端な状態で終わらせ、全速力で学校へ向かうはめになった。

しっかし部活に入っていない俺にはきつかったなぁ・・・。

それはさなか達も一緒なんだがな。

「お、達也、お前危なかったな~、もうちょっとで遅刻だったじゃねえか・・・ってお前汗びっしょりじゃん!」

こんな糞暑いときに熱いテンションなやつがいるとさらに暑くなってくる。

いい加減離れてくれぇ・・・。

「お、達也と暁!相変わらず早いね~♪」

遅刻ギリギリってのに焦りの一つも見せずに入ってきた香。

くそっ・・・この2人がいると気温が5℃くらい上昇しそうなんだが・・・。

てか、なんでおまえはいつもいつも遅刻しそうなのにマイペースなんだ?

「遅刻まであと1~2分だってのに、なんでおまえはいつも急ごうとしないんだ?」

香は笑ってごまかし、バックから物を取り出していく。

・・・男だったら切れてたかもな・・・。

そこに、チャイムが鳴った。

ほんと危なかったなぁ・・・。

と、同時に放送が鳴り、全員が終業式の準備へと入った。

「お、もう終業式か・・・後でまたな!」

暁が去っていき、俺と香も椅子をもって廊下に出た。

「達也はいるか?」

なんで茜が来るんだ?

俺はなんにもしていないぞ!

「どうしたんだ、茜。」

茜は俺を見つけるなりこちらに小走りで向かってきた。

そして俺の手をつかみ、俺の顔を見つめた。

「な・・・何の用だ?」

茜はうなずき、去って行った。

なんだったんだろうか?

とりあえず並ばなくちゃな・・・。

.

.

.

終業式が終わり、先公から通信簿が渡される。

ま、俺の成績はいつも通り中の中、とくに悪いわけでもないが、いいわけでもない。

暁は・・・。

「よっしゃああ!!」

外見は頭の悪いやつなんだが・・・。

実は暁は超成績優秀生徒なんだ。

ホームルームこそ寝てるが、授業はまじめに受けている・・・らしい。

「まったく・・・暁はあーやっていつも調子に乗るのよねぇ・・・。」

さなかが俺の元にやってきて、通信簿を開く。

そうやって俺よりいい成績を見せつけながらじゃ説得力ないっすよ・・・。

で、香の成績は俺より悪いのもあるしいいのもある。つまり同じくらいと言う奴だ。

「なぁさなか・・・って、さなか?」

さなかが固まっている。

なにかしたのか?

通信簿の中身は最高の出来だ。

いったい何が?

「・・・達也、あんた・・・計画表もってきた・・・?」

計画表?

そう言えばあったな、そんなもんが。

うーん・・・確か今日は遅刻しそうで忙しかったから、準備もおろそかになって・・・。

・・・あ!!

「「忘れてた!?」」

そう、俺たちは夏休みの計画表を忘れてきてしまった・・・。

そのあとは、こっぴどく先公に怒られる羽目になってしまった。

まったく憂鬱になるっての・・・。

「どうだった?先公の説教は。」

職員室を出たら、暁がいた。

何かしでかしたのか?

いや・・・なにかしたとかそういうのでもなさそうだが・・・。

「なんでお前がここにいる?」

暁は満面の笑みをもらした。

なんなんだ?こいつは、どうせ暇だからだろ?

「暇だったからな!」

予想的中!

まったくおまえはいつもいつも 暇だから 暇だから って・・・ま、それが暁なんだけどな・・・。

だが、さなかはそんな暁をよくしかる。

俺の横にはさなかがいるはず。

「いつのまに消えたんだよ・・・。」

ったく・・・一言も言わないで勝手に去るな!

これじゃ俺は暁にかまってやらなきゃならないじゃないか!!

「・・・しょうがねえか・・・ほら、行くぞ、暁。」

暁を連れて、俺は教室へと戻った。

で、教室にはだれもおらず、今日は1人で下校となった。

「そう言えば、何か忘れてるような気がするが・・・。」

っ!!

家の前に着いたときに気付いた!

「茜!!」

あいつも多分説教を食らったのであろう。

すっかり忘れてた・・・。

まったく、今日は忘れ物ばっかだな・・・。

俺はすぐさまバッグを家に置き、学校へ向かうのであった・・・。

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