序
私には才能が無い。
勉強も運動もその他の専門分野どころか遊びだって何もやってもてんで駄目。
私には根性が無い。
何か始めてみようと決意してみても、すぐに諦めてしまうし何なら精神だって病む。
私には夢が無い。
高校2年生になっても未だに将来のことなど微塵も考えていないし、過去に少し夢見たことを否定され何も言い返せなかったことを言い訳に特にやりたくもないことを将来の夢などと嘯いて続けてみたりしている。
私には希望が無い。
これと言って趣味も無ければ頻繁に会う友達も居ないしやりたいことも思い浮かばない。インターネット上で仲良くしている人たちも表面上だけの存在で居なくなればすぐに名前すら忘れられてしまうだろう。
私には未来が無い。
学校にも行かず働きもせず、何かに打ち込むわけでもなく親の金でのうのうと生き長らえている私に輝かしい未来などあるものか。
これは遺書のようなものだ。
私が死に向かって行く中で起こった出来事、出会った人々、感じたこと。
全てとは行かないが書き記していこうと思う。
私と同じような境遇の人々へ向けて、希望を持てとは言わない、未来を見ろなどという戯言など吐かない。
一緒に世界へ叫ぼうぜ。
「人生なんてクソ喰らえ」ってな。