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新星のアイオーン  作者: ネツアッハ=ソフ
学園編
16/52

小説設定、固有宇宙の補足

 固有宇宙覚醒者には厳密には純血種と混血種の二種類が存在する。自らの意思で覚醒(かくせい)した純血種と覚醒の時代により覚醒を果たした混血種の二種類だ。この二種には厳密に違いが存在する。


 まず、一つ目に老い・・・


 純血種の覚醒者はまず老いない。老いない以上、外的要因により死亡しない限り死ぬ事はない。純血種には寿命(じゅみょう)が存在しないのである。ただし強制的に老化(ろうか)を促進させる類の能力は有効である。だが、必ずしも老化促進能力が純血の覚醒者に効くとは限らないが・・・


 そして、混血種の場合は普通に老いる。それは即ち、寿命が存在するという事である。この違いにはある種の固有宇宙としての出力(パワー)の違いが存在する。


 固有宇宙の出力。即ち、固有宇宙としての出力の限界値(げんかいち)だ。


 そう、これこそ第二の違い。固有宇宙には出力の違いが存在する・・・


 固有宇宙の出力は純血種と混血種で明確に異なる。つまり、混血種は出力で純血種に(おと)る。


 何故、そのような違いが出たのか?それは、固有宇宙覚醒に伴うリソース不足が(から)む。


 固有宇宙に覚醒した瞬間、覚醒者にはある種のリソースが発生する。そのリソースが、固有宇宙の出力を決定する事となる。そして、それは自力で固有宇宙に覚醒したか否かで左右される。


 純血種は自力で固有宇宙に覚醒した者だ。それ故、発生したリソースが己一人に収束(しゅうそく)される。それとは異なり混血種は時代(アイオーン)によって覚醒する。つまり、発生したリソースが全体に分散される。


 故に、純血に比べて混血は出力で劣る結果となる。混血種が純血種に明確に劣る点は、其処(そこ)だ。


 しかし、必ずしも混血が純血に劣るとは(かぎ)らない。混血と純血には、もう一つだけ明確に異なる点が存在するのである。それは、混血種は第二(だいに)の覚醒が存在する事である・・・


 それは、どういう意味(いみ)か?それは、後の話で(かた)られる事となる・・・

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