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弱者に死を  作者: unknown
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ターニングポイント

夜食ちゃん、俺、護衛の一人の3人での訓練開始から数日後、次の取得経験値量測定があった。




戦闘 低優先度 20[+20]

鍛錬 通常 50[+50]



因みに、二つ目の文字は経験値測定器特有の、「優先度」という表示だ。だが、座学がからっきしな俺にはどんなものなのか想像する事しか出来ないのであまり気にしていない。

やはりこの表示はステータスプレートと書式が同じようで、大括弧内はパーク等によるボーナス量を表しているらしい。つまり勇者組の誰かのパークの恩恵で取得経験値2倍か。この倍率はやはりおかしいのだろう、同じく勇者達のパークの恩恵を受けているっぽい護衛の人達が嬉しそうだ。


一行は18、19階層の探索を終えて、20階層まで進出した。レストエリアのメッセンジャー(駐在さんだったり研究員だったり)の話によると、最高進出階層は1階層増えて22階層となったようだ。21階層のレストエリアの整備には最低でもまだ1週間程度必要とのこと。

レストエリアは救護拠点も兼ねている。野宿経験が基本的に無い俺達を連れてレストエリアの無い階層まで行った場合、不測の事態に対応できない可能性があるので暫くは20階層を探索する事になるようだ。


「うーん」


隣の、治癒士の夜食ちゃんが悩む━━━ところで、彼女の名前は何と言うんだろう。初対面がアレだったから聞いていなかったな。


「上西くん、あれ、燐光石だよね?」

「あーあれね」


彼女が指さしたのは、例の湿った燐光石である。


「一応王立図書館から借りてきてる本で調べてみたんだけど、特徴からすると燐光石以外はありえない。でも、燐光石は水を生成する事は無い筈なんだよな。護衛の人達に聞いてもあんな鉱物知らないみたいだし。まあ…魔物の仕業の可能性はあるって言ってた」


ダンジョンの中というのは、まだまだ分かっていないことも多いらしい。「石が湿る」程度の事は鉱物博士でもない限りいちいち気にしないのだろう。燐光石の件も、転移組の目線で見るから記憶に残るだけなのだ。

ただ単に魔物が遊んだ跡とか、色々しょうもない理由は思いつく。


「へー。あの本図鑑だったんだ」


大体合っているが、正確には今までにこちらの世界に転移させられた人間が、これから来る人間の為に残していっているこの世界の簡易説明書のようなものだ。その内容は多岐に渡る上、書き増しの回数がとんでもない事になっている為に辞書並みの分厚さを誇るが、書いてあることはこちらの世界の人間にとっては常識的な事ばかりならしい。こちらの世界の人間が見ればそんなもの見て何が面白いのかという目線で見られるはずだ。


「またあの鉱石の事かい?」


15階層であの石について、最初に俺が質問した人が声を掛けてきてくれた。


「はい、図鑑で調べても燐光石にそんな性質は無いみたいで」

「うーん」

「水を作り出す鉱石で似たものも無かったんですよ」

「新種かな?このダンジョンは見つかってからそんなに期間が経ってないから、対魔物以外での探索はまだまだ進んでないんだよね」


この世界のダンジョンというのは、最下層が攻略され次第、商業利用が開始される。魔物のドロップアイテムや壁面の鉱石、珍しい物、ダンジョンでしか採れないものは幾らでもあるのだが、ダンジョンの全容が掴めるまでは下手な事はしない方が良い、という判断らしい。

学術的な研究はそれと同時に始まるので、基本的に新種の鉱石はその時に記録されるのが通例だ。


「おー新種かあ。じゃあ発見者の名前は……?」

「僕も入れてくれると嬉しい」

「3人連名で、ですかね?」


まあもう既に先を行っている部隊が発見済みの可能性もかなりある上、表向きはダンジョンの初期攻略の為に中に入っている俺達が発見した所で命名権を貰えるかは怪しい所だが、ずいぶんと夜食ちゃんが喜んでいるようなので言わないことにする。











−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−












休憩に入った。


「すみません、ちょっと離れます」

「あんまり遠くには行かないようになー」


20階層に入ってからはいよいよ低ステータスの俺の役目が無くなり、ほぼ常に暇を持て余した俺はとある護衛さん・夜食治癒師(この二人はパーティー内でも比較的暇な方である)と常につるむ事が多くなっていた。夜食ちゃんの近くにいても勇者たちに睨まれる事はもう無かったので、とても居心地が良い。

俺達は戦闘の疲れを取る前衛の人達の仮眠に合わせ、一旦休憩中の集団から離れる。


「異世界不思議発見隊、出発ー!」

「し、しゅっぱーつ……」


一人だけ元気なのは勿論夜食ちゃんである。目的地は勿論、直前に見つけた新種燐光石(仮)。鉱石を取り出して次のレストエリアまで運び、メッセンジャーを伝って洞窟外のキャンプへと運んで貰うのだ。

学術的研究は現在のダンジョン攻略進行度では推奨されていない。が、まあ石一個位なら問題無いだろう。勇者組の奇怪な行動として軽く流してくれるだろうし。


「どこかなーどこかーなー」

「はっはっは、まだまだ先だよ」


俺達は笑いながら、たった三人だけでダンジョンを進んでいく。辺りは暗い……のだが、あちこち崩れて無茶苦茶になっている。休憩が近いのを良いことに魔法を連発した奴らのせいである。お陰で、付近の魔物は怯えて遠くに逃げているとの事。

少人数での行動はダンジョンにおいては本来はご法度なのだが、こういった理由で「今まで来た道を戻る位なら」という条件付きで3人でパーティーを離れる許可が出た。

おまけに、この夜食治癒師&荷物持ち担当護衛の人は、付近に(半径1km程度)魔物がいる場合それが分かるというアビリティを持っているのだそうだ。


「便利なアビリティですね」

「いや、それ程便利じゃないよ?確かに魔物がいるかいないかは分かるけど、何体いるか、どの位の距離が開いているか、強い魔物かとか一切分からないから、常に魔物が湧いているダンジョンとかでは心労が増えるだけって言われてる」


確かにそれもそうか。すぐ目と鼻の先で強力な魔物の群れに包囲されていても、999m後方に小さな魔物一匹いても同じ反応を示す訳だ、常に魔物が近くにいるダンジョンではあっても無くても変わらないのか。


「じゃあなんでアビリティ有効にしてるんですか?」


治癒師の彼女が聞く。アビリティは常時発動だが、無効化する事もできる。パークの入れ替えは協会の専用の機械、というか神器(一度見せて貰ったが、デスクトップパソコンにしか見えなかった)が必要だが、アビリティは訓練すれば自分の意思である程度制御できるようになるらしい。


「いや、勇者一行と行動するときは、このパークを付けるっていうのが同行者の伝統なんだよ。勇者と一緒にいると、別に実際に戦っているわけではなくともその圧倒的な存在感に凶悪な魔物すら逃げる、っていう伝承があってね」


なんでも、普通の人間がただダンジョンを騒がしく破壊するだけなら、(当然のことながら)魔物が寄って来る。しかし何故か、勇者一行がそれを行うと魔物が逃げていくらしい。こちらの世界の人間の間では、勇者一行が神の加護を受けているから、その威光で魔物は逃げていくのだ、という事になっているとか。

この辺りも、俺たち3人が個別行動を許されている理由か。

勇者に同行するような人間は優秀だが、それだけではない。勇者召喚には神だけでなくこちらの世界の宗教も関わっているようで、結果としてその宗教に対して強い信仰心を持っている地位の高い人間が勇者に直接関わる業務をする事となる。とはいえそれなりのプライドがある人間なら、ひょっこり現れてまともな成果や経験がある訳でもないのに高待遇な勇者を見れば不満も溜まるだろう。

まあつまるところ、協会関係者へ勇者の『格の違い』とかいうやつを実際に確かめる機会を与え、勇者を認めさせるという風習なのだろう。今後の円満な関係性を築く為に。

過去に幾度となく勇者召喚は行われた筈だが、勇者側が教会と敵対した例はあったのだろうか。実技ほどではないとはいえ座学もサボる事が多かったので分からん……というか、そういった歴史があったとしても隠されているだろうか。

転移してから俺達がいた場所というのは常に教会によって作られたものだった訳で、教会にとって悪い情報を得るのはほぼ不可能だろう。


「あ、これだね!」


そうこう話しているうちに、目的地に着いたようだ。何度か見た、水分が出ている薄く光っている鉱石。


「よし、じゃあ取り敢えず取り出そう。ちょっと待っててね、道具の用意をするから」


そう言って俺が降ろしたバッグを漁り始める護衛の━━━ハニルさん。手持ち無沙汰になった俺は鉱石鑑定士ごっこを始める。


「うーんやっぱり燐光石や図鑑に書かれている他の鉱石とは違うな」


近くで見ると、燐光石は全体が薄黄緑色に光る筈なのにこの鉱石は中心部が一際強く光り、徐々に薄暗くなっていっている。おまけに色も薄緑色である。


「確かに違うね」


治療士の夜食ちゃんーーーー西上鏡子にしがみきょうこさんがそう言った。

俺が道中ハニルさんと話が弾みハニルさんに名前を教えてもらった時に、半ば強引に2度目の自己紹介をされたのだ。まあ、ハニルさんと未だ自己紹介をしていなかった為、それを兼ねてでもあるのだろうが。

曰く、「私の名前覚えてないよね?初めて会ったときに一応自己紹介したけど、一度も呼んでくれたこと無いし」との事。バレていた。


「?水が減ってるな」


謎石の真下を確認すると、そこには乾いた跡のようなものがあった。若干残っている液体に触れてみると何故か温かい。ほんの少し熱を持っているのだ。…この鉱石、もしかしたら、使い方次第でお湯とか作れるのか?レストエリアで温泉……。


「なんか、濁ってるね。鉱石と同じ色かなぁ?」


同じく俺の横で液体を眺めている夜食ちゃん(この渾名でこの子を呼んだことは無いのだが、まあ今更本名を知ったからと言って変える必要も無いのではないかと思い、俺の心の中だけでこの呼び方は続投である。なんか面白いし)。この子も暇なのである。正直、俺と夜食ちゃんは鉱石を取り出すハニルさんに付いてきているだけだったりする。

もしそうだとしたら、緑色の温泉にでもなるのだろうか。なんかちょっと嫌だな。

俺は、若干の熱と水を出しているらしい、鉱石の方へと目を戻す。光る鉱石は、グラデーションのように少しずつ色味が変わっていっており、まるで生きているかの様に少しずつ色味が変わっていっている━━━気がする。俺は、引き寄せられるように手を伸ばす。と、夜食ちゃんが溜まった液体を凝視しながら訝しそうにしている。


「ちょっと待って……。これ、水じゃない」

「?……水じゃない?」

「多分……血」

「はぁ?」


予想の斜め上を行くその発言の真意を、俺は直ぐに理解する事ができなかった。そして


━━━その僅かな時間は取り返しのつかない結果をもたらした。


『危なそう』、という意識を持った時には俺はもう既にその鉱石……いや、『鉱石に擬態しているモノ』に触れてしまっていた。

その瞬間、そいつから出ていた光の光量が一気に増す。


「ッ!?」


俺は手を離そうとするが、もう遅かった。フラッシュバンが如く強烈な光で目潰しされた俺は、短時間何が起こったのかを判断する能力を失ってしまった。

次に見えたものは、硬質な、魔物のものと見られる複数の腕が俺を捉えている姿だった。


「!?上西くん!!」

「なっ、大丈夫か!?何が起こった!?」


驚く西上さんとハニルさん。

10本以上の、昆虫の脚のような形をしたものが鉱石から出現し、俺を完全に捉えていた。

驚いたのは俺も一緒だったが、俺にはこういった魔物に心当たりがあった。


「『罠型』……ッ!」


極々稀に、ダンジョンの下層でトラップとして存在している事があるらしい、特殊な魔物。冒険者に毒を付与したり、足止めしたりする魔物だ。実害はあれど、普通の魔物と違い命の危険は無い。通常は罠感知アビリティで対処できる…が……。

ハニルさんは非戦闘員、いわばダンジョンにおける便利屋。罠感知アビリティを持っている事は聞いている。しかし、ハニルさんの罠感知に引っかからなかったようだ…これは罠ではないという事である。

また、この20階層でこいつが出たという事は、レイグル大洞窟は20階層時点で『下層』という事になるはず。しかし、下層には下層を好む魔物が住み着き、ある程度上層階層との違いがある、とハニルさんからは聞いていた。

ではこれは……?


「違う!!やっぱり罠感知に反応が無い!!罠型の魔物じゃない!!」


ハニルさんがそう叫ぶのと『罠』が次の行動を起こすのは同時だった。更に追加の脚が出てきた━━━だがそれは、俺を逃さないよう固定する為のものでは無かった。

その先端の鋭く尖った脚は、俺の体を囲むのでは無く、真っ直ぐに向かってきて俺の身体を貫いた。


「があっ!?」


不意打ちを受けた俺は苦悶の表情を浮かべる。腕はそのまま、俺を宙へと持ち上げた。

ここまで長時間直接相手を攻撃する罠型の魔物なんて━━━聞いたことがない。

同時に複数箇所を刺された━━━腹や胸等、急所を数か所やられてしまっている気がする、早く治療しなければ。

どうやらこの魔物は、鉱石に触れた人間のみを攻撃するらしい。真横にいた夜食ちゃんには脚が伸びていない━━━だが、現在進行形で魔物によって貫かれているこの状態では彼女に治療してもらう事は出来ないだろう。

俺は、何とか体を貫通している腕を引き抜こうともがくが、最初に完全に固定されてしまっている為、動く事が出来ない。


「耐えてくれ!今助ける!!」


ハニルさんが焦りながら剣を抜く。そのまま、助走をつけて俺の体から一番遠い腕に向かって剣を振り抜いた。

しかし、剣は「ガキッ」という音と共に弾き返されてしまう。


「な、なんで……この階層にここまで硬い魔物はいなかった!」


すぐ隣に俺がいることから、スキル等は使わないようにしようとしてくれた様だが━━━素のステータスで打ち負けた事に驚いているようだ。

ハニルさんは後衛とはいえ、勇者パーティの護衛に選出されるだけの実力はあるはず。そのステータス任せの攻撃であっても少しも傷つかない程の外皮の硬度。

━━━成程。謎の液体、湿り気は、今の俺のようにこいつに捕まった奴らの血だったんだな。


「上西くん!!しっかりして!!」


夜食ちゃんの声が若干遠い。


「大丈夫大丈夫……」


強がりで言ってみたものの、内臓がやられているらしく、かなり血が出ているのが体感で分かる。現在進行形で死に近づいている感覚というのは、こういったものなのだろうか。徐々に体の中の熱が外に流れ出ていく、そんな感じ。

恐らく、人間でこいつに捕まったのは俺が初めてなんだろう。他に捕まった人がいれば冒険者間で情報共有がなされている筈だし、地面に出来る血溜まりの大きさが今まで見てきたものとは大きく違う。この罠型の魔物は魔物と人間の区別がつかないのだろう。

今までに見た血溜まりは、さしずめ壁を伝って移動する種類の魔物が運悪く引っかかった結果出来たのだろう。普通の魔物は湿った燐光石を気にしたりはしない。

俺はこいつに食われるのだろうか━━━少なくとも壁から出てきている部分は脚だけで、感覚器官は見えない。


「すまないが、俺の力では無理だ、救援を呼ぶ!少しの辛抱を頼む!」


ハニルさんは遠距離で意思疎通をするスキルも持っているのか、指先から謎の光を出し、本隊がいる方向の通路に飛ばした。


「癒やしを!!『神力治療』!!」


夜食ちゃんがなんか強そうな名前のスキルを発動する━━━その詠唱は極々短いものだったが、俺に翳された両手から出る魔力の余波から、かなり無理をして発動した強力なスキルの様だ。

彼女の声に呼応して変質した魔力が俺の身体に流れ込み━━━そして、俺を貫いている脚に触れた瞬間霧散した。

多少体に暖かさが戻ってきた気がするが、それも少しずつ体の外に流れていく━━━治療阻害か、強力なスキルとはいえ詠唱破棄したのが悪かったか。

再び魔物が動き出した。今までは、鉱石もどきの周りから腕を出していたが━━━ビキッ、と。


鉱石が真ん中から割れて、さながら口の様に開いた。


「……はあ!?」


と同時に俺の体を固定していた腕が動き出す。その、大きく開かれた口の中へと。


「なっ!?こ、こんな魔物見たことがない……!」


打つ手が無く呆然とするしかないハニルさんが呟く。俺もこんな魔物は知らない。成程、この鉱石の周りが血溜まりだけで、ズタズタに引き裂かれた魔物がいるでもなく足跡が残っているわけでも無かったのは、つまりこういう事か。


「チッ!!『破断』!!」


もうなりふり構っていられない状況である事はハニルさんも理解した様だ。恐らく彼のの持つスキルの中で一番強力なものなのであろう、近距離攻撃スキルを行使した。

だが、結果は変わらなかった。「ガキンッ」という音と共に吹き飛ばされる。


「!?大丈夫ですか!!」


夜食ちゃんが俺に再度治癒魔法を掛ける。俺はもう魔物の口内へ入ろうとしていた。


「上西くん!!」

「あー、なんだ、短い間だったけどありがとうな。最初は結構辛かった異世界転移も、案外悪くないと思えるようになったよ。あんたと、ハニルさんとか職員さんとか……食堂のおばちゃんのお陰で」


俺は最後の礼を言う。最後というのは間違っていないだろう。魔物の口内で消化されずに生きて生還した者なんて、いるのだろうか?

俺は魔物の口内へと沈んでいく。

あとは…勇者たちが、俺が消化されきる前に助け出してくれるかどうか、といったところか。

俺にできることは何もない。


「待って……待って!!」


魔物が俺を一瞬で飲み込み、その歯で俺を噛み砕く直前。



神々しく光った彼女の手が、俺の頬に一瞬、触れた気がした。


俺YOEEEEになってますね。


次話は火曜日午後10時を予定しています。

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