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1 ジム

近所にジムがあって

いつも気になって覗いたり

2階を見てしまう


夜に買い物や散歩をすると

2階では走るマシーンで汗を流してる人たちがいる


夕方だとおそろいのジムのリュックを持った子達

親子で来てるわけでなく

時間になると親が迎えに来てるよう


   ・・・ ・・・


前に住んでいた所では近くに小学校があって

プールが夜と休日は誰にでも解放されていた

区民だと200円、区外の人は400円

私はそこに住民票がなかったが職員の人が

”光熱費などの領収書で住所が書いてあれば区民扱い”と

なんてラッキー


そこは夜には子供は全然いなくて

腰を痛めた年配の方がウォーキングしたり

泳げる方は相当速く泳いだり

コースが3つに分かれてるから安心して使うことが出来た


  ・・・ ・・・


高校生の時に数か月だけ、水泳部だった

ダイエット目的で入部しようと思ったら、体育会系

皆、幼いころからスウィミングスクールに通い

小学校や中学の大会でも賞を獲るような子ばかりだった


やめようと思っても先輩が教室に来て勧誘する

断るのが少々面倒になって

なんとなく入ってみたのだが


「やればできる」と苦しくても泳ぐような所だった

なるほど、苦しいのわかった・・・だが私は泳ぎ方のコツを知らない

手をどうするのか、息をする時どう顔をあげるのか、足はどう動かすのか?

教えてほしい、と尋ねる

皆「教えること」は苦手なようだ

それは自分は既に泳げるから方法は頭にないから仕方がない

優れた選手も優れたコーチになれるとは限らないってことだ

その人にあう良い面があるのだ


   ・・・ ・・・


私は、スポーツでも遊び、勉強、なんであってもでも

「やれば出来る」を言うには条件があるのではと思う


自分が好きなこと、ぜひ達成したいこと、関心があることなら

苦しいことがあっても到達した喜びのために

「難があっても、これからも続けよう!」と思うんだろうって


だけど、楽しさや喜びを1ミリも見いだせないのに

「苦しむことに意義がある」ってのは

私の感性ではないのですね


   ・・・ ・・・


高校の時に本などで読んだり、なんとか泳いだ

顧問の先生が顔を出した時は方法を聞いて


5月に入ってからは土日は毎週のように大会があり

自分の時間を持つことが出来ず、達成感も持てなくて

私は夏の合宿の前か後に退部しようと考えた


この時は、4月から室外の普通の水の温度で寒かった

プールの横にお風呂があって、寒いとそこで体を温めるが

芯から冷えてブルブルになっていた


上の、解放してるというプールは室内で温水だ

公立小学校の設備で相当、恵まれてるが

最初から大人に解放するという目的だったのだろう


   ・・・ ・・・


ジムをいつも考える

泳がなくともウォーキングだけでもいい

体力をつけるマシーンにも興味がある

サウナもあるし温泉水の風呂

ふら~と引寄せられてしまう

民間だから費用は1回200円ではない


一度説明を受けに行ったが

「プロテインを飲むといいです」なんて話が出て

結局やめてしまった

そんなものは不要なら断ればいいのだけれど


机に向かう仕事をしたり

ストレス解消

ダイエット目的

お子さんも体力作り


色々な理由で利用されるジム


体を動かしたりリフレッシュのためには

近所の美味しい豆腐屋さんを通った時に挨拶して

「散歩中なんですよ」

「いってらっしゃい」


夜の散歩であれば、月をみながら・・・

なんてのが、いまのところ私に合っているようだ

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