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4つの扉  作者: 小沢琉祢
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園崎宇宙2

突然だが私は昔からぬいぐるみが大好きでよく買ってもらっていた。

そして私はぬいぐるみの声が聞こえる。

そういうと嘘だとか変わってるねだとか言われるが確かに聞こえる。

ぬいぐるみたちは私のことが大好きで私もぬいぐるみたちのことが大好きだ。

一番初めに声が聞こえた時は気のせいかとも思った。

しかし頭の中に響いてくる。

『く・・・苦しい・・・』

そう言っている。

見てみると私はぬいぐるみを下敷きにして寝ていた。

そんなことがあってから私にはこれがぬいぐるみたちの声なんだってはっきりわかった。

ぬいぐるみたちは基本的にみんな優しい。喋らない子もいるけど大体喋る。

名前を付けると喜ぶし、話していて楽しい。

だから私は私のぬいぐるみたちが大好きだ。

もうすぐ夏休みが終わる。

それが嫌で嫌でたまらなかった。

ぬいぐるみたちとの時間が減ってしまうし、とにかく眠いのだ。

前はそんなことなかったのに高校に入ってから妙に眠く、授業中もほとんど寝てしまう。

それがだめなことくらいわかってはいるが、眠いのだから仕方ない。

強烈な眠気に耐えきれなくノックアウトされてしまう。

友達にノートを写させてもらいすぎて、友達からあきれられてしまったりしている。

宇宙そらっていつも寝てるよね」

そんなことをよく言われる。

友達には眠くて仕方ないなんてことなんてあまりないだろうからわからないと思う。

それも仕方のないことだ。

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