表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4つの扉  作者: 小沢琉祢
1/30

私と言う自分を示す言葉はとても便利だと思う。

自分の性別がわからないときはこれを使えばとりあえず男でも女でも成り立つからだ。

ここはただただ広くて、白い空間。

どこまで広がっているかもわからない。

確かめたい気もしたが、終わりがない気がした。

自分の性別さえ分からないのだから、もちろん自分が何者でどういう過去を持っていて、どういう名前なのか、知らない。

でもそこに何があるかはわかった。

目の前には4つの扉があった。

右から赤い扉、青い扉、黒い扉、白い扉がある。

私は右の赤い扉の前に立っていた。

なぜかこの扉を開けなければいけない気がする。

理由は分からないがそうしなければいけない。

私は扉のノブを握り、開けた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ