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幻想と幻糸  作者: 春風
荒野へ飛ばされましてね
21/26

意識を取り戻した後

「…………」


 私は今、宿の部屋に備え付けの椅子座っている。リース君はおらず、一人だ。

 どうやら砂漠の道中で倒れてしまい、リース君がここまで連れてきてくれたらしい。


 小さい体で引きずっただろうと思いズボンを見ると引きずったようなあとも、砂すら付いていない。

どうやって私を運んだのだろう?

後で彼に直接聞こう。

今は休むに限る。


 視線を窓へと向けると窓から見える景色はまさに「橙一色」と言ったところで窓の縁に砂が積もっている。


 ここは、何処なんだろう。何故砂漠にいるのだろうか。

私は借金のかたに家から売られたのではなかったのか?

あの幌馬車はどうなったのか、何が何まで全然わからないままここにいる。


 そんな混ぜこぜな気分の中、少年(リース君)は戻ってきた。


「あ、起きてるんですね。調子はどうです?」

「いいわ、特に問題はないわね」

「ナイフを武器屋に持っていって磨いてもらってるよ。あと袋も付けてくれるって」

「そうなの」


 こちらへ近づきながらそう話す彼の口の縁にソースというかタレ?が付いているのに気づく。

買い食いしたなこの子、本人は気づいてないようですが。

付いているソースを指で拭って自分の口へ。

へぇ、美味しいわねこれ。何処にあるのかしら?


一旦部屋から出て、マスターに挨拶をする。


「おや、大丈夫かい?」

「おかげさまで」

「よかったよかった。はじめは起きるかどうかわからなかったが、起きたのなら安心だ。さて……」

「???」

「リース君も居ることだし、二人に聞きたかったことがあるんだ。ちょうどお客もいない。こちらへ」


マスターは入口の看板をひっくり返してから、カウンター奥の扉へ案内した。


「どうぞ」


変わらないマスターの表情。

開けられる扉。その奥は他の部屋と変わらない一室が広がっていた。


3人とも部屋へ入るとマスターは扉の鍵を締めた。


「ごめんね、鍵かけた理由は後で話すから。」


さて、何から聞こうか。

そう言うマスターの顔は複雑な顔をしている。

聞きたいけど聞くと後戻りできない、そういった覚悟の顔だ。


しばらくは支離滅裂な感じが続きますが、大丈夫です。


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