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幻想と幻糸  作者: 春風
命再び
2/26

目覚め

初心者、初作品です。

どうかご指導の程よろしくお願いします。

 次に目を開けたときは前見た白い空間ではなく、何処かで見たことのあるような背景とたくさんの顔。

ただし顔の輪郭がぼやけて、はっきりとはわからない。


 謎の声が話していた時より気分は、あれほど動揺していたのも何故なのかと思うくらいに穏やか。


「ーーーー。ーーーー」


 笑顔で何か喋っているのは分かるが、何を喋っているのか分からない。

 そうか、これが転生っていうやつか。じゃあ、ここはいわゆる異世界? 

いきなり言葉の壁が立ちはだかるのか。勘弁してほしいな。


 そうこうしているうちに、眠気に襲われまぶたを閉じてしまった。


          *


 次に目を覚ますとあたりは橙色に染められていた。

周囲に人は居ないが部屋の外から、美味しそうないい匂いと楽しそうな声が聞こえてくる。

 これがずっと続いていれればいいなと思う反面、

前世では何故これが無かったのだろうかと思う。

 ふと気付くと笑い声は、おぼろげながらわかるようになっていた。


 そうして、人の話が分かるようになるまで丸2週間。

言葉の裏までは解らなくても、話していることが分かるようになった。

 ただ言葉が、話せない。発音はできるようであうあう喋っている。

 そして判明した個人情報。

 名前はリース、平々凡々農家トレット家の3男。

3男なので兄姉はいるが名前は忘れた。


 名前や性別も判ったところで、やることは最初からないけれど暇です。

なので、異世界ならではの「魔力」的な、よくある実験地味たものをやってみることに。


 とりあえず暗くなってきたので灯りが欲しい。

前世の知識を使って灯してみようと思う。


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