固まった土の上で
掲載日:2026/05/08
鶏小屋の熱で眠った
動物になっていく
金網の隙間に差し出す
名前も知らない草で死んだ
動物
朝日は藍色を薄めていく
掌の下で潰れた命の欠片
僕も殻に篭もりたい
どうか忘れないでいて
いつから草を食べれるようになった?
いつから肉を食べれるようになった?
ゴミ袋を漁って袋を食べても
窒息しない呼吸をしたい
僕は灰色の動物の塊を持って
朝焼けを割いた
僕は鉛の動物の骨を持って
夜を鳴らした
ああ
僕は藍色の涙をここで出して
確かに微睡んだよ
僕の隙間からも流れ出た
命の欠片がこちらを向いていたんだよ
よければまた、見に来てくださいね。




