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隠者の追跡 PartThree Forever iceflower  作者: 安藤 幸斗
4/5

第4話 封印された心

来てくだりありがとうございます!

すみません、また期間が空いてしまいまして。

申し訳ございません。プライベートが、忙しく、

帰り道や、夜中にしか書けませんでした。

ですが結構、考えて書きましたので、しっくりくればいいなと思っております。


よろしくお願いします!


(ひがしの)悠一ゆういち(24)


オーラ名 サファイア・オーラ

近接タイプのオーラで、オーラを分離することが出来ない、高威力のオーラ、周りの気温関係なく氷の物質を作る能力で、それを伝ってオーラを伸ばすことが可能、温度は絶対零度まで下げることかできるが、人民的被害が出ると考え、そこまでの温度は出さないようにしている。


惠梨日えりか(24)


悠一ゆういちの彼女、

悠一ゆういちのことをとても思っており、とても明るく、優しすぎる女性だ、だが、おっとりしているところがあるため、隙だらけだ、だが、一途なため絶対に気持ちは揺るがないと、悠一ゆういちも確信している。


高根 仁徳じんと(30)


突然現れた、悠一ゆういちへの依頼者、

彼の依頼が、今後の悠一ゆういちの人生を大きく

揺るがすことになる。

「ははっ、トレンド一位、、フェデラーかよ!オレの勇士が2位って、負けたからな、ちくしょう、ムショから出てきたらゼッテェコロス。」


「あ!あの!」


痩せほった男性に突然声をかけられる!


「ん、あ?なんですか?」


その男性は、ご飯を食べていないと、思われるし、とても路地裏のゴミの匂いに似てる


「その、探しているんです。弟を、8年前の犯人を追って、行方が分からなくて、」


事件を、追ってるみたいだ


「8年前の、まさか、あんたはあの酷い事件から、命が助かったかたですか!!??」


「えぇ、こんなこと、言うのおかしいですが、あなたの背中は、弟と同じような雰囲気を漂わせていたんです。そして、あなたは裏の人間、裏社会の人ですよね、?あれから、弟がどうなったか、分かりませんか!?」


悠一ゆういちは、この内容に着いて知っている。

動揺した目を見られる。


「あぁ、こんなところでよ話すのはやめにしようぜ、俺ん所の事務所に移動するぞ。」


悠一ゆういち達は、悠一ゆういちの経営する。一見しては、町外れにある、よくある小さな建造物だ、


夜11時、1月9日、事務所にて、

悠スポーツ株式会社


「とりあえず、シャワー浴びてくれ、その間にご飯を用意しておく。」


悠一ゆういちは、依頼者にバスタオルを、渡し、

浴室まで案内した。


「あ、ありがとう、ございます。そんな、ご飯まで本当に、あなたに会えてよかった。」


そう言って浴室のドアを締めて、シャワーを浴び始めた、


「とりあえず、簡単な、豚焼きそばでも作るか、

飲み物は、野菜ジュースだな、」


悠一ゆういちは、冷蔵庫から、一式取りだし、

コンロに火をつけ始める、


10分後、


「すみません、念入りに洗わせていただきました。」


依頼者は、自分の臭さを自覚していた。


「おう、冷めないうちに召し上がってくれ。」


低い木製のテーブルに、フライパンのまま置かれた豚焼きそばの横に、透明の300mlのガラス製のコップにオレンジ色のジュース。

依頼者は、悠一ゆういちの作った料理を、とても勢い良く食べた。喉につまらせながらも、野菜ジュースで、


「おうおう、依頼する前に死ぬなよぉ?」


悠一ゆういちは、笑みを浮かべて言う。


「あっという間に食べてしまいました。美味しかったです。必ずお返しします。」


「いいんだ、お礼なんて欲しくてやってる訳じゃねぇ、それより、聞かせてくれ。弟の話を、アンタの話を」


悠一ゆういちは、真剣な表情で、問う

その問いに対して、俯き出した。


「俺たちは、とっても仲の良い兄弟でした。あの時までは、」


8年前、

1月18日、


ハッピバースデートゥーユー。


ディア、一望かずもち


ハッピバースデートゥーユー。


フゥ、


「おめでとう!いぇーい!」


「ありがとう!早く食べよ!!」


一望は、フォークを片手に、母が斬るケーキを見ながら、

微笑ましく待つ、こう見えて、高校生だ、


依頼者の弟 高根 一望 当時(16)


依頼者 高根 仁徳じんと(21)


依頼者の母 座現(ざげん) 由希ゆき


「クリームが美味すぎる!!甘すぎず、持たれない!最高に美味しいよ!!」


一望は、3等分にされたうちの大きなところをスプーンで上部をすくい取り、食べ、満面の笑みだ、これには、兄と、母は満足していた。


そうして、楽しい食事は過ぎていた。


「カズ、はい!これ、誕プレだよ」


兄が、四角い何かが入った手提げを渡した。


「おぉ!ありがとう!」


一望は、箱を取りだした、有名ブランドのスポーツ靴のロゴが書かれた、箱を見て、喜んで勢いよく開けた!


「こ!これは!登山用、スポーツ用の靴!トレッキングシューズじゃん!真っ黒のデザインで!丈夫で、カッコよすぎる!ありがとう!お兄ちゃん!」


「よかったよかった、カズはよく動くからな、部活もそうだし、普段からね、お母さんと合わせてだから、良い奴買ったよ~!」


兄は、弟の履いてきた歴代のボロボロにしてきた靴を、思い浮かべながら言った。


「お母さん!お兄ちゃん!ありがとうー!靴紐合わせる!」


一望は、玄関まで持っていき、靴紐を調節している!


「喜んでもらえてよかった、」


兄はほっとしていた。


「そうだね、よかったよかった!」


母も、喜んでいた。靴紐の調節を終えた一望は、リビングに戻った。


「本当にありがとう、これからも、今歳(ことし)も、よろしくお願いします。産んでくれてありがとう。みんなのおかげで、とっても毎日幸せだよ!!辛いこともあるけど、みんなが支え合って生きていれば、どんなことも越えられると思ってる!」


一望は、頭を下げて言った。


「こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう。君たちは、本当に、お母さんの、宝物だよ……。」


母も、言われた言葉が嬉しかった、そう、この家族は、母子家庭だ、礼を言い合った家族は、そのまま各々の、行動を取る。そして、


12時前。


「みんな本当に今日はありがとうね!おやすみなさい!」


一望が、この日の最後の礼を言い、自室に戻る前に!!


パリーン!とガラスがわれた!


「なっ!!」


この音に瞬時動いたのは!母だった!


「あ、お前は!逃走中の、犯人じゃねぇか!!」


一望は、人の顔を覚えるのが得意だ、瞬時に判断できたが、

すると、黒ずくめの男が言う。


「お前らの、楽しそうな光景は、窓からしっかり見えていた。夜くらいはカーテン閉めた方がいいのになぁ、そうすりゃあ、俺に殺されずに済んだのになぁ!」


一望に、向かってナイフを前に持っていって、突っ込んでいた!そのスピードは!人とは思えないスピードだ!!

しかしそれは、一望に、届かなかった、


ビビって目を開けるも、信じ難い光景があった、


「そ、そんな。…………………。は?」


兄は、その光景に、何も言えなかった、しかし、


「…………。なんで庇ってんだよ、兄貴……。母さん運んで病院にいけ、じゃねぇと殺すよ、」


兄に向けた、一望の顔は、能面の顔が張り付いているかのように、表情がなかった。


「ははっ、やべーぇな、この家族、普通なら、いや、俺が殺してきた家族らは、その場で泣き崩れて、皆俺に刺されてご臨終だったのになああぁ!!……なっ!!」


犯人が、高々と話していると!目の前に拳が飛んできていた!!


「ぐっ!!」


犯人は!そのまま顔面を殴り抜けられて、尻もちを着いた!


「ほら、ビビってないで、早く母さんを助けてやってくれ、ここは、犯人を懲らしめておく、殺さない程度にな、」


この時の、依頼者の記憶が、消えていた。

最後に見た姿は、包丁を持っていた、弟の姿、そして、

「殺さない程度にな、」という、最後の殺意を超えた言葉


現在、悠スボーツにて、


「弟のおかげで、母は助かりましたが、私たちの精神はボロボロに崩れ去ってました。そして、テレビでも報道されたように、犯人は、傷だらけな状態で捕まってます。一望(かずもち)について、何か知ってないですか?」


依頼者は、涙を溢れさせながら、話していた。


「あぁ、すまねぇが、裏の人間だが、弟に関して詳しい情報は、持ってない、だが、!生存の報告は、2年前に聞いてる。」


なんと、悠一ゆういちは!一望の生存を知っている!


「な、やはり、弟が生きてる感じは間違えてなかった。感じるです、たまに……。どう言った経緯できけたんですか?」


「それは、俺が殺し屋になると同時に、路地裏で調査してる時に、半端者の会話で聞いた。その場所だが、出所した、行き場を無くした元囚人たちがよく集まる場所だ、」


悠一ゆういちが、行う調査とは、殺しの依頼を請け負うため、路地裏で執念を抱えた者を探す行動だ。そういった人は、悠一ゆういちの不良時代の目で見ればわかるらしい。


「な、まさか、そこにカズは、いるのか、そこにたまに現れる、待ってください、話の辻褄と、推測が合いました。」


すると当然、依頼者の仁徳じんとは、閃いた、そのまま話を続ける。


「あと六日後、つまり、1月15日、これは、犯人の馬路まじ出所の日、だがこの日に悠一ゆういちさんの、元囚人たちの集まりに行くには、時間がかかるはず。」


「ちょっとまった、、なぜその犯人が俺の言った場所に、行くことになってんだ??」


悠一ゆういちは、疑問をぶつけた。


「はい、、それは、面会に行ってみたんです。あいつは、人間じゃないんです。」


面会の日


「囚人番号、127でてこい。面会だぞ、」


看守が囚人番号が書かれるドアをノックしながら言った。


「はいはいー、」


ドアを開け、手錠をかけられる。


「誰なんですかぁ??」


「お前が犯行を行った、家族の人だ、」


「だるぃ。」


そして、目的の面会室に到着する。


「お忙しい中来てくれてありがとうなぁ、仁徳じんとさんよぉ?なんのようだ俺のさぁ。?」


127は、面倒くさそうにとう。


「あの日、弟はどうしたんだ、」


その事を言った途端、127は、顔を青ざめさせて言った。

体が震えているのがわかるレベルだ、


「あぁ、あいつは、凶暴だぁ、悪魔だァ、俺は実はな、オーラが使えるんだよ、オーラって、分かるかもだろうが、実物は纏ってるあいだは包丁だろうがなんだろうが、何でも通さないはずなんだよ、それがあいつ、オーラを貫通して、俺の体をめったざしにしてきたんだよぉああああっ!」


この言動に、仁徳じんとさんは、驚いている。


「そしてぇ、最後に俺にこう言い放ったんだ、」


「ずっと、ずっと、ちゃんとした理由で、人を痛めつけたかったんだよねぇ、ありがとうな、もう、家族には顔向けできねぇよ、あんたは、ムショにこれから行って、何年後かに、俺の家族に会うだろう。その時に伝えてくれ。」


「もう、偽った自分じゃいられない、近寄っても死ぬよ

裏の世界で生きるから、母さんを頼むと、」


この言葉、伝言を伝えられて、兄はその場で泣いた。


「くっ、くそ!一望(かずもち)、どうして、」


「あと、俺も俺なりにお前の弟を確実に殺る、俺は、この世に未練はないんだ、出所後ある場所に行く。俺は元々裏の人間で、そういう場所には詳しいからよ、首、突っ込むなよ、命落とすぜ、」


そういい、127は、面会室を去った


仁徳じんと)は、そう言い残し、牢屋に戻る127を見送った。


そして、現在


「なるほど、そういうことか、ならばそこに行く可能性は高い、その決着をつけるために、一望(かずもち)さんが、そこにたどり着くことを推測しているのか。オーラを持ってるということは、何かしら自分の能力を知ってるはずだ、」


悠一ゆういちが目付きを鋭くして言う。


「な、どう言うことなんですか?」


「123、12月3日、この日は、8年前に暗闇になったはずの世界だ、それと同時に、選ばれた人間は、何かしらの能力を持っている。オーラを具現化して纏える人達がいるんだ、俺もその1人、氷を作る能力だが、絶対零度まで下げられるぜ。

発現当初は、みんな自分の能力を理解してないはずなんだ。」


「つまり、犯行時は纏えることしか出来なかったけど、牢屋に入ってる時に、能力を理解したとかなんですかね!?」


仁徳じんとは、頭が良く推測が長けている


「あぁ、ビンゴだ、その能力の得体がしれない。早急に対処する。とりあえず、家まで送るぜ」


悠一ゆういちは、黒いジャケットを羽織り、

住所まで、車で送った。


「すみません、ここまで送って貰って、助かります。」


仁徳じんとは、ペコペコと頭を下げながら、お礼を言った。


「あぁ、いいってことよ、何かあったら、この電話番号にかけてくれ、少しの違和感でもいい。」


悠一ゆういちは、自分の個人の電話番号の髪を渡した。


「ありがとうございます。お気をつけて、」


「おう、」


悠一ゆういちは、彼を背中にして、帰って行った。


「なぁ、誰か見てんだろ、だれだ?」


悠一ゆういちは、尾行されてる気配を感じていた。


「ま、さ、か、ね、き、み、が、」


そう言うと、グレー長袖のシャツ黒いフード付きのコートで黒い長ズボンを履いた少しクセっ毛の黒髪ショートの男が悠一ゆういちに、目で追えないスピードで、ナイフを心臓に目掛けて、刺してきた!


「ぐああふっ…………。(な、何が起きた、、、。オーラを纏う瞬間さえもない間にこの俺が心臓を刺されるなんて……。)」


悠一ゆういちは、全身の力が入らず、痙攣を起こしながら、壁に背中をつけて、荒い息を立てていた。


(ひがしの)悠一ゆういち、君は噂に聞いているよ。喧嘩が強いじゃ、この程度だよ、違和感を感じても、的確な殺気を感じないとね、じゃあね、永遠にさようなら。」


そう言って男は音もなく一瞬で姿を消し去っていった、


「はぁはぁ、くっ、(注射器を、、、。)」


悠一ゆういちは、朦朧とした意識の中でユイに貰った即効性の注射器を探した。そして、


「ふっ!(あ、、あぶねぇ。これで、とりあえず寝るか、誰かかが拾ってくれる。)」


悠一ゆういちは、間一髪で、ユイから貰った注射器を傷口付近に、注入し、薬の副作用で眠りについた。


1月10日


悠一ゆういち!?目が覚めたね!?」


悠一ゆういちが目を覚ますと、そこは病院だった。


「ゆーちゃん!よかった……。。」


「あ、かぁちゃん、そして、惠梨日、すっ、すまねぇ、心配かけてしまって。ね、寝てただけだよ!」


悠一ゆういちの母と、彼女の惠梨日がお見舞いに来ていた。


「何言ってるのよ!通報された時は、心臓から血が流れてると言われてたのよ!!成人式で、ボコボコにされて、そのあ後にそんな報告聞いたら……。グスッ……。うっ、ううっ、」


惠梨日が、泣きながら悠一ゆういちの胸に顔をうずめる、その頭に悠一ゆういちは手を添える。


「彼女を心配させて、馬鹿野郎ねー、まぁ、私は悠ちゃんが戻ってくるって信じてたから、当然だと、分かってたわ、」


悠一ゆういちは、そう言う母の目は、涙を流しきったあとだと分かり、俯く、


「すまねぇ、俺は、やらなきゃならねぇことがある。今すぐにもでも、傷は隠者隊の方がくれた注射器で完治してる。だから、心配すんなよ!」


悠一ゆういちは、爽やかな笑顔を見せながら言うが、

母は、頷き、病室を後にした。そして、惠梨日は、


「ねぇ……。グスッ。」


「ん?」


「もう、こんな事態にならないって、約束してくれる?」


「あぁ、俺はもう誰も、悲しませねぇ、誰も不安にもさせねぇ、あの人を必ず止めてみせる。高根 一望(かずもち)

狂望きょうぼう


そう言って、退院手続きを行い、悠一ゆういちは、外に出た。


「惠梨日、行ってくるな、」


「待って悠一、」


そう言われた悠一ゆういちは、惠梨日の方を振り向き、

惠梨日から、キスをされた。


「大好きだよ、悠一ゆういち


「おっ、、へへへっ、ありがとうな、少しリラックスしてしまったよ、」


悠一ゆういちはとっても、嬉しそうだ。


「行ってらっしゃい。待ってるからね終わるまで、」


「おう、」


悠一ゆういちが、ある路地裏に着く頃には、空は暗がりに月が昇っていた。


「情報収集だ、狂望きょうぼうについて、」


悠一ゆういちがたどり着いた場所、それは、

浮浪者たちが集まる。地下格闘技場だこの中には、歴戦の隠者がいると踏んでいる。そいつが情報を持っているかの、確認だ。


受付のドアを開ける悠一ゆういち


「はぁーい、いらぁっしゃい」


ガタイのいい人だ、しかし全身黒い布で覆われて姿が分からない。


「今日、予約をした、悠一ゆういちだ、狂望きょうぼうについて知ってるやつと、戦いに来た。」


「おぉー、有名人じゃあん、本物ね、わかったわ、その正体がこのおれっち、黒羽 沽斗(うると)だよん、実戦だからよ、路地裏で戦ってやるよ。」


そう言いながら、長い階段をおりると、わざわざ作ったのか、建物ばかりの高さ100メートルほどの、空洞があった、しかしそれが、現実のものでは無いと、すぐにわかった。


「じゃあ、このまま、俺と勝負しようじゃないか、」


沽斗うるとは、路地裏に入り、煙をばら撒き姿を消した。


「サファイア・オーラ、冷気を解き放つ!(空気の乱れを感じろ。)」


悠一ゆういちは、オーラを全開放して、その影響で廃ビル一帯を白い氷が覆った!そして、白く輝く冷気は悠一ゆういちのサファイア・オーラオーラを微量ながら帯びているため、オーラを伝って、悠一ゆういちの感覚を立体的に感知することが出来る!


「くっそ、(つめてぇなぁ、この氷のオーラを纏ってるあいつは、冷たさを感じねぇのかよ!!)なめんなよ……!!」


悠一ゆういちのオーラに反応が出てきた!


「オーラ・アイズ!!(視界よ遅くなれ!)オーラが示す方向は正面斜め上に!青い人影!想像エネルギーって便利だなぁ!!」


悠一ゆういちは、オーラが探知した方向に向かって!

氷の針柱を!高速生成した!!


「なっ、、なんだ!この危機感は!!ぐあああっ!!??(オーラアイズしておなかったら、この攻撃で致命傷だった!!やべぇ、2年前に入ってきたばっかのペーペーのくせに。やりぃな、)」


沽斗うるとの腕をかすめるが、支障のないほどの傷で、

強引に攻撃された方向にオーラ・ソードを生成し切り抜けるが、


「ちっ、ここじゃねぇのか、この俺の周りにある青光りの現象は?(ちっ!殺気が!!)」


青黒い光の筋が沽斗うるとに向かって一直線に向かっているのを、目視した!沽斗うるとは、上に脚を横に広げてジャンプするが!!


「そう避けてしまったのか、サファイア・ニードル・オーラ!」


なんと!その針は!氷針は!沽斗うるとの!股間に向かって!目に見えぬほどのスピードで突っ込んで行った!!


「あ、、、」


沽斗うるとは、瞬時にこの後自分の身に起きることを知ってしまい、その想像を絶する未来を脳内再生して、気絶、


「やっ、やっちまった、へへへ、まぁ、瞬時に止めて見たけど、この、技、使える。これを何本も生成すれば、死角からの攻撃と同時に、俺の正面からの殴り合いには負けねぇはずだ、」


悠一ゆういちは、沽斗うるとのできるだけの応急処置と、元の世界に連れて行って、救急車を呼んで、救急隊員に引き続きをした。


「囚人番号、127について、調べなきゃな、リミットはあと4日。それと並行して、オーラの精度を高める。」


悠一ゆういちが、最初にとった行動は、

127に、刑期終了前に面会に行くことだ。




一望(かずもち)の計画実行まで、

あと3日。




「127、面会だ、あと3日なのに大変だなぁ、」


「あぁ、誰なんです??面会のヤツは、」


(ひがしの)悠一ゆういちですよ、囚人番号、919と戦った方です。」


警官の人はニヤリと笑いながら言った。

ドアを開けて、127は、重たい足を面会室へと続く廊下に運んだ、


そして、面会室へのドアを開けると、

悠一ゆういちが、パイプ椅子に座って

オーラを纏って、待っていた。


「よぉ、伝説の殺人鬼、紅羅野ぐらの代楼かわる

あんたにひとつ忠告しに来たことがある。」


「なんだよ、お前みたいなひよっこで、強くなさそうなクセに俺に忠告だと?」


127の本名は紅羅野ぐらの代楼かわるだ、

伝説の殺人鬼とは、裏の異名である。詳細は言えないが、

ただの気の狂った無差別殺人鬼ではなく、幸せを潰すのが趣味だそうだ。


「あぁ、お前が未遂の高根一家の、末っ子、狂望きょうぼうが、お前を殺す予定を立てていると聞いてる、お前は逃げ続け、」


ダァン!と、紅羅野ぐらのは、机を叩いた、


「いいか、俺に忠告をする意味はねぇ、それは、俺も同じ目的だからだよ。次は死刑でもいい、あいつを絞める、だからお前は手を出すなよ。お前もその時は殺す!!!!!」


紅羅野ぐらのは、怒り口調で、目を充血させながら言った。


「おい、ここでは騒ぐなと言ったろ!!127強制的に戻す!」


看守の人が突然、面会室のドアを勢いよく空けられ、127にスタンガンを当てられて、気絶していた。そのまま担がれ自室に戻されたそうだ。


「お前も、よく分からん言葉で煽りに来るな。さぁ帰った帰った。」


「すみませんでした。でも、あいつはこのまま殺人をするかもしれません、それだけお伝えしておきます。」


悠一ゆういちは、頭を下げて、刑務所を後にした。


「ここから、修行だ、紅羅野ぐらのは救いようないクズかもしれねぇが、狂望きょうぼう)の、暗殺計画を阻止し、そして、殺しはしない、算段を立てる。」


悠一ゆういちは、思考をめぐらせながら、家に帰ることにした。


1時間半後、


「ただいま、迷惑かけてしまってごめん、」


悠一ゆういちは、家のドアを開けて、悠一ゆういちの母に謝罪をした。


「おかえり、ゆうちゃん、いいのよ無事で帰ってきてくれて、本当に嬉しいよ、それで、話して何があったのかを、あんたが狙われた理由を、」


母は、問う、


「あぁ、母ちゃん、俺は隠者だ、弱き者を脅かす脅威こために、俺は何時だって戦ってきた。隠者になる前だってそうさ、喧嘩がつぇーのも、俺の友人が被害者のくせに、手を出さないからだ、」


母は、頷く


「すぅー、はぁ、だってよ、この世は、力がねぇヤツ、力があるやつに逆らえないことが多すぎる。特殊能力者の隠者だって現れてしまって、一向にそうなってんだよ。そんな理不尽を正すために、俺は、暗殺者になることを決意してんだ。」


悠一ゆういちは、こらえた涙を浮かべながらそう言った。


「俺を刺した奴は、そんなもの関係なく、強いとか弱いとか、そんな基準なく、必要とされてないと思ってる人間を殺しまくってる。8年間、闇をさまよいながら、そんなことをやめさせて、真人間に戻したいんだ、あいつにはまだ家族がいんだよ。」


「それって、悠一ゆういち、暗殺者じゃない、ただの殴り屋じゃない、やっていることは普通じゃないけど、人の道を正すための行為じゃない?暗殺者じゃない。あんたは情熱で、冷徹な殴り屋、(ひがしの) 悠一ゆういちじゃない。あの事件では人ならざるものをやっただけでさぁ、真人間は殺してない、、暗殺者の業は背負わなくていい。

でも死んだら、うちも、そっちに行くからな。」


母は、最後の言葉で圧のある睨みをしながら、悠一ゆういちを圧倒した。


「あぁ、俺はゼッテェにしなねぇし、あいつも殺さねぇ、氷漬けにして、コールドスリープしてもらうぜ、」


悠一ゆういちは、拳を強く握り締め、母の威圧を跳ね返し、決意を固める。


「うん、その目を見てると、父さんを思い出すわー、あんたの父さんは、警察官で、とても正義感があってね、、、。そっくりになっちゃって、でも、あんたなら死なないと思ってるわ、あたしはそれが分かる、、、、。」


目尻を下げて、悠一ゆういちに語り、頭を撫でた。


「ははっ、やめてくれよぉ、でも、もう寝るわ、

あ、風呂入ってから寝るからね、。」


「はいよぉー、ゆうちゃん頑張り、」


「おう、おやすみ。」


悠一ゆういちは、そのあと、風呂に30分ほど浸かり、

上がって寝た。


翌日、


悠一ゆういちは、悠スポーツの通常業務を終わらせて、

そのあと、人気の全くない、路地裏で、サファイア・オーラの氷柱針を複数操る練習を1晩明かすまで、練習していた。


すると突然、


バキンッ!!


「お前、何してんだ?ここはよ、一望(かずもち)さんの、テリトリーなんだけど。」


一望(かずもち)の、手下であろう者が出てきた。


「おまえ、つぇーのかよ。」


悠一ゆういちが、鋭い視線を送った。


「なんだーその殺気のない目は、一望(かずもち)さんに比べたら、お前は雑魚当然ってわけだなぁ。」


奴は嘲笑した


今回の新登場人物


高根一望(かずもち)(24)


能力、分かってること。

悠一ゆういちに気付かれても、心臓を刺すほどの、手練の暗殺者、一瞬にして間合いが縮まるような、異様な能力。


紅羅野ぐらの代楼かわる(40)


正体、高根一家を分裂させた。犯人、一望(かずもち)の復讐対象者であり、彼もまた、一望(かずもち)を殺害を目的に生きている。計画実行が始まれば、お互いが殺し合うことは確定だ。


沽斗うると(年齢未聞)


悠一ゆういちとバーチャルリアルマジック(幻覚実体化魔法)戦闘空間で戦った暗殺者。悠一ゆういちの能力を噛ませ役になった。


一望(かずもち)の手下 (年齢未聞)


一望(かずもち)に忠誠を誓ってるように見える。

人を嘲り笑う様子から、自分を強いと確信をしてる

ようだ。悠一ゆういちとの戦いで、どれほどの

先頭を見せてくれるのか、たのしみだ

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