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人と妖怪とetc.  作者: 那々氏さん
第6章 幻想闘技・人妖
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第94話 闘技大会編 第一試合

文:どうも、どうもどうも。清く正しい射命丸です。え? これが何かって? あれですよ、前回までのおさらいコーナーです。


はたて:文? 一人で何しゃべってんの?


あ:前回までのおさらいですよ。ほらはたてもやりますよ。


は:は? え?


あ:前回までの激闘を制し、現在残っているチームは星熊勇儀、スカーレット姉妹、天界組、永遠亭組となっています。


は:ま、まぁ勇儀さんが単独ってのが結構なハンデだけど、それくらい覆せそうよね。


あ:輝夜さん、永琳さんの実力もまだ未知数です。ひとまずは次の星熊勇儀vs.スカーレット姉妹に期待ですね。


は:吸血鬼×2はいくら勇儀さんでもキツいかも……?


あ:それでは本編お楽しみください!


は:で、これ何?


あ:さっきも言った通り前回のおさらい他です。次回あるかは知りません。


は:え




 

「ふぁぁ……まだはやいんじゃないか……」


 昨日よりもさらにはやく神社を出ようとする霊夢に、あくびしながらそう聞く。


「前の方座りたいでしょ、ほらはやく」


「なんだかんだ言ってお前やっぱ楽しみにしてあ痛ぁっ!」


 言い終わる前にお祓い棒で叩かれる。おかげで目は覚めたが、頭がそろそろ凹むんじゃないかと思う。

 いやー霊夢さんも中々かわいいところがおぉっと怖い。心読むのやめろ。

 考えている途中で睨まれたので思考を停止させる。


「ほら」


 俺が玄関を出ると、霊夢がこちらに手を差し出していた。


「おう」


 俺はそれに対してすぐに手を伸ばす。

 彼女の能力によって、俺たちは会場へと空を飛んで行くのだった。





「ほら、やっぱりはやく来てよかったでしょ?」


「へいへいそーですね」


 俺たちが観客席に着いた時はすでに最前列の半分が埋まっていた。しかもその数分後には観客席のほとんどが埋まっている状態だった。

 それだけ楽しみにされている、というのは分かるがさすがにはやいなこいつら。


「あぁ……大丈夫かしらお嬢様達……」


 そして横ではさっきから咲夜がぶつぶつ何かを呟いていた。

 ここへ来る途中でとぼとぼ歩く咲夜を見つけて事情を聞くと、「「私たちは大丈夫だから先行ってて!」」と言われたらしい。本人は「いつも通りだったんだけど……」と言っているが、どうせ自覚がないだけでいつも以上に過保護になっていたんだろう。


「本人達が大丈夫って言ったんだから大丈夫だろ。それよりもうすぐ始まるんだから応援する準備をしてやれよ」


 咲夜があんまりにも落ち込んでて、見てるこっちまで気が滅入りそうだったのでそう言うと、


「お嬢様、道間違えずに来れるかしら……」


「そこかよ!? てかそのレベルは大丈夫だろ!?」


 もはや二人のことしか考えられていなかったらしい。もうどうでもよくなったから無視することにする。

 数分後、実況席(笑)に文たちが入ってきたのが見える。


「さて、そろそろ始まるな」






「さぁ皆さんお待ちかね! 清く正しい射命丸と!」


「姫海棠はたて……って私を巻き込むな!」


「本日も大盛況のようで私はとても嬉しいです! 審判は引き続き四季映姫様にお願いいたしまぁす!」


「白黒はっきりつけますよ、えぇ」


「それでは本日第一試合はスカーレット姉妹vs.星熊勇儀です!」






「よう、今日はよろしくな」


 悪役のような笑みを浮かべる勇儀をレミリアは睨みつける。


「私の家族の借り、返させてもらうわよ」


「そいつは楽しみだ」


「それでは両者並んでください」


 二人が睨み合う。


「それでは試合……開始ッ!」



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